科目というより2年目の夏場がしんどかったです。レポートの量や課題が2~3つ重なって、仕事も忙しく折れそうになって1年延ばそうか とても悩みました。当時中国によく出張していて、ある講義の中で中国人は体を壊すくらい勉強すると言う言葉に刺激され、絶対彼らに負けたくないという意地と自分の中にある甘さを再認識して、ねじを巻きなおしました。
できないことなんてないんだと自分で鼓舞し続けましたが、それに加えクラスメートとの情報交換や励ましあいは大きかったと思います。
「コーポレート・ファイナンス」は苦手でした。仕事でファイナンスを扱っていたことから、かえって苦手になりました。講義におけるファイナンスは、設定された仮定以外の「現実」を無視しなければなりません。これは、理論科目を勉強するときには当然のことです。理論は一定の仮定を前提として成り立っています。この仮定以外の現実を取り入れては、理論が成り立たないからです。私は仕事でファイナンスの仕事をしていたので、つい実務の考え方を取り入れてしまい、大きな壁にぶち当たりました。
この科目を克服したのは、理論科目を学ぶという謙虚な気持ちをもてたからです。実務を忘れて理論を学ぶという謙虚な姿勢になれば、問題なく学べると思います。
あまりなかったです。親から勉強しろと言われても興味がなければ1分も勉強をしなかった私ですが、BBT大学院では必死に頑張れました。
「コーポレート・ファイナンス」、「アカウンティング」など、それまで自分が業務として関わったことがない分野には苦労しました。発言をしないと単位も取れないのですが、土地勘がないためになかなか発言もできませんでした。そのような科目では積極的に質問をすることで克服しました。教授やTA(Teaching Assistant)はもちろん、クラスメートは様々な分野で活躍している方々なので、どんな科目でもその分野に精通した人がわかりやすく説明してくれました。
私の場合、「組織行動論」や「組織と経営」のように、組織に関する科目が苦手でした。というのも、私の会社は総勢20名程度の組織であり、社内の組織体制が今一つ明確にされていません。そのため、組織に関するテーマである、「責任と権限」や「ミドルマネジメント」、「モチベーションの管理」といった内容を実体験をベースに議論することに苦労しました。
しかし、AirCampus上では、そういった環境面の実態を正直に公表することで、クラスメイトや、教授、TA(Teaching Assistant)の方々からのご意見を多数得ることができたと思います。おかげで、実体験を超えた知識や考え方も身につけることができました。
苦手科目を挙げると、「コーポレート・ファイナンス」になるのでしょうか。BBT大学院の科目は、ほとんどが知識を問うというよりも思考過程を問われる科目です。しかし、経営リテラシーのひとつとして最低限、知識として理解して方法論を身につけなければならない科目も存在します。そのひとつが、「コーポーレート・ファイナンス」でした。
Net Present Value(正味現在価値)を算出するなど慣れない分野が沢山出てきますが、科目ごとに配置されているTA(Teaching Assistant)はその道のプロで、教務課を含めた学生の疑問に対応する必要なサーポート体制は完備しています。
不明なことや理解できないことがあれば、24時間以内に回答いただけることになっていたので、終わってみると、当初の心配は無用でした。
また、多様な職務で活躍している同期の仲間がいるので、「これは、こう考えることができますよ」と互いに教えあう雰囲気が自然と醸成されています。これも大いに助けとなって、結果的に苦手科目でも問題は生じませんでした。
「アカウンティング」と「コーポレート・ファイナンス」が苦手でした。しかし、講義を受講した後、自分なりに理解したことと疑問点をAirCampus上に書き込み、それをクラスメートとディスカッションすることで徐々に苦手意識がなくなりました。クラスには様々な業界で活躍する仲間がいるため、それぞれが自分の得意分野の知識や経験を使ってディスカッションすることで全員が切磋琢磨できたと思います。
「コーポレート・ファイナンス」の計算には頭を悩ませました。 何度も講義を聞き返し、推薦図書をじっくり読んで、クリアしました。
苦手なつもりは無かったのですが、何度かチャレンジしてようやく合格した科目が「問題解決・事業計画」です。総合力が問われるところなので、何度も授業のビデオを見直したり関連書籍を読んだりして知識面を復習しつつ、よく考えました。
「コーポレート・ファイナンス」と「アカウンティング」です。とにかく課題をこなすこと、最後までやりきることを心がけました。そのために、わからないことはTA(Teaching Assistant)にど素人であることを前置きしてから質問して理解を深めようと努めました。幸運にも、クラスメートの中にプロフェッショナルが数名いたのでいろいろと教えてもらいました。