『問題発見思考』『問題解決思考』『現代の経営戦略』『マーケティング』などで学んだ内容を基に、中国市場向けの拡販を達成するために、包括的で実効性と効能のある戦略立案に携わっています。
決められた時間でゴールに辿り着くための時間配分、何を優先するべきかを意識した行動選択、ゴールにたどり着くまでの道程を見据える考え方。いずれも、単に学んだだけでなく、意識の中に常に置くことで、行動が実践の場で活きていると実感しています。
BBTで学ぶことは、経営コンサルティングの実務で明日から使えるような実践的なものが多かったです。授業を受けたり、学生同士のディスカッションをする中で、常に「今のクライアントにどうやって応用できるか」を考えることができました。おそらく、経営コンサルタントという仕事は、BBTでの学びが最も生かせる領域だと思います。
仕事のやり方が大きく変わりました。様々なファクトを集め、それを整理し、本質的な課題をあぶりだす、その方法は入学前から知ってはいましたが、実際に実務の中ではなかなか実行出来ずに時間ばかりがかかっていました。しかし、BBTで実戦形式で本気で取り組んだおかげで実務でも実際に使うことが出来るようになり、仕事の質も大きく向上させることが出来るようになりました。
MBA全体を通して学んだ構想力を自身のフィールドで活かすには、ゼネラルな視点と専門性のバランスが肝だと思っています。ファクトベースの物差しとなる「外から見た自社」の観点は、あらゆる下支えになりますし、多種多様な企業の現状-問題点-課題抽出-方向性をSO Whatの思考で繰り返すトレーニングは、効率優先の日常業務においても、大きな目標と整合できているかを意識した長期的な視点にも有効です。そして、トライ&エラーを厭わずにまずはやってみるマインドセットに繋がったのではと思います。
多様な方々とフラットな立場で議論を行うため、普段の仕事では得られない学び、価値観を得る事が出来ました。また、経験やOJT、単発の読書だけに頼っていたものを、講義を通して現代のビジネスや経済の基本的な流れを身につけられた事もあり、今まで以上に多様な判断基準からシンプルに物事を捉えて、考えを深める事が出来るようになりました。結果的に判断も早くなり、無駄なストレスを以前より抱えなくなりました。
日々の業務において問題は常に山積していますが、その問題を論理的思考で整理して本質的問題を導き出すことが容易にできるようになりました。また、RTOCS手法を用いることで中長期な戦略を自ら描き、様々な部署を巻き込んで実践に移すことができるようになったのもBBTの学びが活きていると実感しています。
ロジカルシンキングが日々求めれれるような環境で働いていたので、BBT大学院での学びは実務を行う上で、基礎体力となりました。また、学んだ内容を実戦を通じてブラッシュアップしていくことで、自分の力で考えられるようになっていくことを実感することができました。
入学前と決定的に異なる点は、何を見てもRTOCSしたくなる、という一種の「病気」にかかったことです。素晴らしい理念を掲げる会社を見た時、新しいサービスや商品が必要となった時、国や自治体の選挙が行われる時、ともかく何か気になる人、モノ、サービスを見かけた時、「これは信用に値するのか?どれを選ぶべきなのか?」という疑問がわくのは当たり前のことだと思います。その答えを出す手段が、私の場合はRTOCSと同じになってしまいました。そこまで必要のない些細なことであっても、「財務はどうなんだ?」とか「競合や市場の動きは?」という思考回路が出来上がってしまいました。
問題を見つけ出し、解決策を導き出すというスキルを養えたことは、私にとって自信につながりましたし、実務にも役立っています。経営に携わる中で様々な問題、課題と向き合っていますが、BBT大学院で学んだ一連の考え方は、実務でも活かせていると感じています。