キャンパスに集まって講義を聴くのもいいですが、年代や環境が同一の場合が多いようです。大学の2部にいたときも、昼間アルバイトをする学生と企業に勤める学生はあまり話をしなかったように思います。BBT大学院では、海外勤務をしている学生もおり、多角的な議論、多種多様な業界、ユニークな体験に話が及ぶので、議論自体がエキサイティングでした。私も自分の得意な航空機や国家戦略に関する話題では、少しでも貢献しようと、投稿したり、レスを付けたりすることを心がけました。BBT大学院での議論は、give and take というよりも、“give and give” brings me big crops. だったように思います。
遠隔教育ということで孤独に勉強していくというイメージを入学前には持っていました。しかし、いざ入学してみるとAirCampusを利用した活発なやりとりが行われていて孤独感を感じることは一切ありませんでした。また、AirCampusへはいつでも書き込めていつでも見直すことができるので海外にいても不自由さを感じることはほとんどありませんでした。
初めてAirCampusのディスカッション画面に投稿したときに大前学長から直々に返事が来たのを今も覚えています。なぜなら「???」としか書いていなかったからです・・・。ショックでした。
適当な発言を書いたら即、教授陣・クラスメートから突込みが入るのだと気づきました。逆に、時間をかけすぎると、送信ボタンを押す(心の)準備ができたときには優秀なクラスメートらからすでに何十もの投稿がされていて、自分の内容はすでに的外れで時遅し・・・ということも。
議論が世界各国をベースとするクラスメートから寄せられるので、24時間体制の議論には2年間気が抜けませんでした。一夜明けると未読の投稿が100を超えていることも多々ありましたが、世界で活躍するためのリソース、環境がそろった教育内容と方法だと思いますし、やりがいも大ありです。
刺激的かつ日々刻々と自分が変わってきているということを実感できる教育でしょうか。
それぞれの科目が進行するにあたり、講義の進行だけでなくAirCampus上でのクラスメートとのやり取りを通じて、むしろスピード感をもって学習が進行する(せざるを得ない)感じがします。
駐在期間中に学んでいたためかもしれませんが、相当辛かったです。ですが、オンラインですので24時間いつでもどこでも勉強ができる、という観点でいうと、辛かった中でも自分の時間をしっかり管理する能力も身についたと思います。
問題の本質は何か、ということを考え抜く力を与えてくれる大学院であったと思います。また、オンラインを使って時間を有効に活用して勉強ができる環境であることも素晴らしい点であると思います。通勤時やちょっとした待ち時間にモバイルツールを使い勉強することができます。
BBT大学院は、2005年に設立されてから学生が学びやすいように試行錯誤され、学習システムなどがどんどん改善されているので、とても学びやすかったです。学生の声を受け止めて、これほど改善に積極的な大学院は他にはないと思います。最近、BBT大学のLA(Learning Adviser)をさせていただくことになって、ますます学びやすいシステムに変革していることに驚きました。
遠隔教育のため、最初クラスメートと人脈ができるかどうかは非常に疑問に思いましたが、実際はとても深い絆ができています。現在起業しているパートナーもBBT大学院の仲間ですから、志や理念など一番重要な部分がすでに共有されており、問題が発生する時に話が非常にスムーズに進みます。また、世界中のBBT仲間とつながりがあって、仮に会ったことがない方と会う時にも話が簡単に盛り上がります。BBT大学院で受けた教育は正に人生の宝です。
最高の実務家による実践的な講義もさることながら、アウトプット主体の学習スタイルが効果的でした。いかに素晴しい講義を受けても、インプット主体だとどうしてもその場限りになってしまいますが、考え方や知識は「使えてナンボ」です。BBT大学院での実践的なアウトプット訓練は、考え方や知識を実際の現場で使えるものとするうえで大いに役立ちました。
また、リアルの教室での議論では「思いついたことの言いっぱなし」になりやすいですが、AirCampusでの発言はテキストで、しかもロジックツリーの形で振り返ることができるので、自分自身の思考プロセスを可視化するのに役立ちました。時間や空間の制約もないAirCampusは最高の思考ツールだと思います。
これは実際にやってみるのと外から見ているだけでは全然異なるのですが、正直言うとものすごくハードです。生半可な気持ちでは卒業できないでしょう。
しかし、真剣に取り組めば、必ずリターンが返ってきます。通常の通学式の大学・大学院では、教授の授業を聴き、その授業の中でディスカッションがあるかないかです。しかし、BBT大学院では24時間ディスカッションが可能。また、文章としてディスカッション内容も残りますので、中途半端な発言はできません。調査し、その事実をベースに、発言内容を論理的に書き、ディスカッションを繰り返すことにより、自然と「最適解を導き出す力」が鍛えられ、知らぬ間に成長していました。AirCampusという遠隔教育のシステムがなければこういったディスカッションも難しかったと思います。