『卒業研究』は他の科目と異なり、クラスメイトとの議論を通じて理解を深めながら進めることが出来ない為、ひとりで最初から最後まで取り組む必要がありました。
研究テーマは「自分の所属する組織に対する新規事業提案」を選択しました。常日頃から新規事業の案を発想する癖を付けるよう心掛けてはいましたが、いざ事業計画書を描くとなると様々な検討課題が表面化し、実現性のある事業を構築する難しさに頭を悩ませていました。計画性を持って研究を進められず、右往左往していたと思います。
克服できたのは、私と同様に海外在住のクラスメイトとのオフタイムでの交流が大きかったと思います。互いに居住国は異なりましたが、研究に煮詰まったときは都度電話して相談に乗って貰いました。効果的なアドバイスと励ましを受けたおかげで、研究をやり遂げることができました。
BBT大学院に入学したからには、「【新規事業計画】自身の起業を前提にするテーマ」を卒業研究にしたかったこともあり、漠然としながらも異分野での卒業研究にチャレンジしました。未知の領域のため、テーマの選定やその計画の稚拙さが原因でテーマ選定の段階から何度も再提出となってしまいました。テーマ選定はなんとかクリアしたものの、その後の研究課程においても、担当講師から厳しくも愛情ある指導により、結果的にテーマを数回変更。そのため、最終テーマに決定したのが12月下旬となりました。それまでの研究成果物が生かせたとは言え、提出直前までもがき続けることに…。そのギリギリの状況下で、卒業研究に向けたアンケート取得に協力してくれたのは、BBT関連を含む「仲間」。改めて「仲間」の大切さを感じたと共に仲間の協力を無駄にしないようにと思えたことが、最後まで諦めずやり切れた要因であると実感します。
大学では理工系の学科を専攻していましたし、仕事上では業界の最新動向ばかりを気にしていたので、国際情勢や経済動向に関しての興味は薄く、恥ずかしながら財務・会計の知識は自身には不要とまで思っていました。ですので、これらの科目は自身にとってはとても難しく感じましたが、教科書で予習してから講義を受講したり、理解できない内容については繰り返して視聴することで克服しました。また、会計士の方や海外駐在の方など、それぞれの分野で深い見識を持ったクラスメイトがいらっしゃったので、ディスカッションを通じて、その方々から学ぶことができたのは良かったです。
組織論の歴史や論理の部分は好きでしたが、それを組織運営にどう役立てるかを当てはめて考えるのが苦手に感じていた点です。実は一度、単位取得できず再履修した経験もあります。クラスメート同士の活発な議論を通じて、そもそも組織において、人を巻き込む方法や、相手にわかりやすく資料を作成するとはどういうことかという基本から遡ることができ、深く理解できるようになりました。クラスメートには感謝しきりです。
馴染みのない会計学、数学的な作業に困惑しましたが、講義映像を何度も視聴したり、最終課題については、教科書の例題等を参考しながら、辛抱強く粘り強く取り組んだことが成果に繋がったと考えております。AirCampus(AC)の議論がしにくい科目でもありますが、些細なことでも質問を投げかけ、意思疎通・合意形成を図っていく姿勢が重要と考えます。
AirCampusでの双方向の学びは大きいと思います。会計のスペシャリストであるTA(Teaching Assistant)の方はもとより、学生でも得意な方々が多くいて、お互いに学び合うことができました。また、声かけすることで実際に会うことができ、勉強会を開いて、お互いの学びを深めていくことができました。
営業・マーケティング・経営企画部門は全く業務経験が無く、マーケティング・経済理論・経営戦略関連講義は初めて学習する分野、かつ、ほとんど事前の自己啓発も行っていない分野であり、多くの努力を要するものと推測していましたが、全くその通りとなりました。ロジカルシンキング(1年次『問題発見思考』)はある程度対応できると楽観的に想像していましたが、結果は散々でありました。(試験は最低評価で何とか通過しました。)上記の4科目は運よく落とすことは有りませんでしたが、これらの科目の延長・関連科目である2年次の『現代の経営戦略』・『イノベーション』・『問題解決思考』では学習時間を1年次の1.5倍から2倍に増やして地道な努力を継続して対応しました。
『コーポレート・ファイナンス』の講義を受け、自分が成長できたと実感できました。企業は何に投資すべきなのか、その投資の支払いはどのように行うのか、投資における意思決定の原理原則を学ぶことができました。
初めて講義を聞いた時は理論を理解できず大変苦戦しましたが、講義と併せて教科書とにらめっこし、クラスメートとの議論で理解を深めていきました。しかし、まだまだ理解が不足していると感じ、卒業後も復習をしたいと思います。
大前学長の科目の中に「輪読会」というものがあり、教材として大前学長著書の『企業参謀』や『新・資本論』、『マッキンゼー 現代の経営戦略』などを読み込んでから一定の課題に基づいて議論をしていく内容です。これは1年次は他の科目で手一杯のため、いつも締め切り間際に発言する悪い循環で取り組んでいました。しかし2年次は一念発起して早めに読み込んで議論に参加し、クラスメートからの指摘や別の角度からの発言に大いに刺激を受け、さらに読み込むと新たな気づきがありました。この繰り返しによって自分の中での読書観が変わりました。今までこういった本の読み方をしたことがなく、『新・資本論』に至ってはあの分厚い本を2001年発売当時に自分でも買って読み通しましたが、この輪読会で初めて理解できたことや気づきが多かったです。
会社の決算報告等に興味があり、当時は得意かも、と思いましたが、講義を聞いてあまりの奥の深さに脱帽。本科目の教科書であった『コーポレートファイナンス 第10版(上)』も購入したが、本の厚みと、内容の濃さに更に圧倒されました。
このままでは、ついて行けずに終わると思い、もっと身近で分かり易い本を求めた結果、石野 雄一さんの著書である、『道具としてのファイナンス』と『ざっくりわかるファイナンス』が非常に読みやすかった。
この2冊の本と、『パンダをいくらで買いますか?』この楽しそうなタイトルの本のお陰で、無事単位を取得することが出来たと思っております。