組織マネジメントや起業論などの講義やクラスメイトと深い議論によって、自分を客観的に見つめるようになり、周囲から信頼されるようになるにはどうしたらよいか、自分はどうあるべきかという問題意識を持つようになりました。志の持ち方や毎日の一挙手一投足に至るまで考えるようになるほど大きな影響を受けたと思います。周囲の方々から信頼されるよう自分自身を律するようになり、それが結果的に仕事の成果にも繋がっていると感じています。
入学前は勘と経験に基づいて漠然と判断することが多かったですが、入学後は学んだPSAのプロセスに沿って考えることで、本質的な判断を心がけました。また、相手の話を聞く際は、「伝えたいことは何か?」を常に意識し頭の中で構造化しながら聞く癖が身に付き、理解を深めることができるようになったと感じます。
これまで自身の業務を遂行するに当たって、既存のやり方に従ってばかりいましたし、せいぜい、同業他社のやり方を参照する程度でした。しかし、BBTでは毎週の課題(Real Time Online Case Study)で様々な業界の企業などを研究したり、シリコンバレーなどにおける最新の動向を解説いただけたので、業務の効率化や成果を高める方法を考える際に、既存の枠に囚われずに思考を発散させることができるようになったと感じています。
現在の仕事は、国家資格有資格者とそうでない方と線引きがはっきりしているので、今のところ、自分の心持ちのみで活かせている状況ですが、日常業務の中でも、お客様の立場になり、改善点や期待値を上回るには何が最善かを考え、行動できるようになりました。また、日常生活においても、以前に比べ格段に早く決断できるようになり、またそれに伴い、何事においても行動が迅速になったのではと思っています。
BBT大学院での最初の学びは、FACTを収集し、そこから本質的な課題を捉え、最適な解決策を導き出す手法となります。本手法は、業務の中でも十分活用できます。従来のやり方、固定概念に囚われず、客観的なデータや定性情報等に基づき、ありたい姿へ導くプロセスにより日々業務改善を行っているところです。
今までは、なかなか自ら率先して物事に当たることが不安で、躊躇していることが多かったのが実際でした。BBT大学院での学びを通じて、周りのことも考えていくことも重要ですが、率先して物事にあたることが苦にならなくなりました。自らが前面にたち、周りを巻き込んでいくことの大切さを改めて学ばせていただきました。
MBAの漠然としたイメージとして、マーケティング・経済理論・経営戦略関連分野を代表的な講義分野であると思ってしまっていましたが、企業も人が組織し構築しているものであり、リーダーシップ論・組織論・ビジネスエシックス論等の講義分野は企業のサステナビリティを高めるためにも大変重要であると再認識できました。近年の企業・組織における不祥事には、経営トップの無責任・悪しき社風・倫理観の欠如を原因とする「人災」と言うべきものが多発しており、BBTの講義にはこれらを抑止・防止するノウハウ、並びに、仮に不祥事が発生してしまった場合の対処の方法を実践的に学べる為、総務畑の自身にとっても大変有意義でありました。
戦略の結論を出すスピードが早くなりました。現在置かれているポストで考えるのではなく経営者の視点で考えることができるようになり、実践的な学びを得てきたことを感じています。ビジネススキルは身につけることができましたが、私の本来の目標は日本初のIR事業に携わることですので、本当の意味での実践はこれからになります。ただ、BBT大学院で学んだことが役に立つということは間違いないと思います。
職場では仕事について話し合いから雑談に至るまで、何が事実でどの部分のファクトが弱いのかを見極める癖がつき、よって議論がどういう方向に進んでいるのかがはっきり見えるようになりました。顧客との会話においても同様ですので、打ち合わせが短時間で済んでいます。これは実践により事実を積み上げていって本質的な問題を発見しようとする姿勢が、無意識にできるようになったと思います。
震災の影響もあり、需給のバランスが崩れており、供給難が続いております。
供給が出来ない事を、単なる震災影響だと言い訳をするのではなく、きちんとロジカルにプロブレムな部分を認識する事で、お客様へ状況を説明し理解を得る。
このアプローチを実施する事で、例え供給不足でお客様へ迷惑をかけてしまっても、お客様からの信頼を得ることが出来、結果として調整ポイントを見つける事が出来る。
これからも業務を続けていく上で、非常に効果のあった科目です。