メールの文章1つを取っても、当事者意識や経営者の視点を踏まえ、結論から記載するなど、行動に結びついた変化が起きていると思います。特に「RTOCS」で重視されていた、factに基づく意見の提示を学んだ結果、普段からなぜそのように言えるのか、考えたのかの論拠として示すことが増えました。また、これまで躊躇していた場面でも自分の意見を主張することができるようになったと感じています。クラスメイトとの議論の中で、発言をすることを求められていたことが大きく影響していると考えています。
BBT大学院の講義内容は実務に即している為、業務上の問題に当たったときに、それに関連する講義内容を振り返ることができます。多くの場合、そこからヒントを得るができます。仮に、直接的な解がなくとも、BBT大学院で学んだフレームワークを活用することで、問題解決に至るプロセスがイメージできるようになりました。
元々新しいことを始めるのが好きであり、皆がわかっていても手をつけていない課題にチャレンジする機会は多くありました。
しかしながら、それらが上手くハンドリングできていないこともあり、細かい部分で何かが不足していたことを痛感していました。BBT大学院に入学して半年後ぐらいに、大きなプロジェクトを立ち上げ、人材の確保や内部の資金調達などを行った際に、これまでの取り組みとは明らかに異なる雰囲気の中で進めることができ、自分にとっては全く新しい分野であったにも関わらず、多くの関係者から賛同を得られたことを経験しました。この違いは、本質的な課題を抽出したことと、関係者の心に自分の思いが届いたことだと考えています。ミッション、パッション、アクションが重なり自分でも成長を実感できた瞬間でした。
在学中に自社がRTOCSで取り上げられ、クラスメイトとあるべき姿に対して議論すると共に、大前学長の提案を伺うこという貴重な経験がありました。
内部にいると気付けない提案が多々あり、学長の提案とクラスメイトとの議論を通して自分自身も自社のあるべき姿を固めることができました。
社内で自分がやれることは全てやり切り、悔いを残さないようにしたいと思っています。
BBT大学院で学んだ様々な知識や考え方によって、どの様な問題に直面したとしても、解決できる自信が持てる様になりました。突発的なトラブルが発生しても慌てずに冷静に対処し、難解な問題に対ししても、あきらめる事なく向き合う事が出来るマインドセットも、BBT大学院で得たことの一つです。
思い切った経営判断をしなければならない局面で、勇気を持って決断できること。決断に踏み切るきっかけを与えてくれる、と考えます。経営判断には、思い切った方向転換が必要となる局面が多々あます。逆に根拠を持っていないと、その判断を下すことにリスクを感じてしまい、結果として判断することを恐れ、ずるずると現状維持となってしまうことが往々にしてあるのです。実は経営というものは、何も変えられないことが、最も大きなリスクであることが多い。従って、思い切った経営判断が必要な時こそ教科書から学んだ理論を根拠とし、教科書に沿って自社の打つ手を考えることによって、自分が納得できる経営判断に達することができるのです。これもRTOCSで学んだことが実務で活きています。
思考法を身に着ける事により頭の回転を速くすることができました。考えるスピード、アウトプットのスピードも上がっています。効率よく仕事ができるようになり生産性も上がったと感じます。
問題解決するための思考法を身に着ける事で、困難だ、無理だと思えるようなケースでも解決策にアプローチする事が可能だという事が分かりました。以前は困難な問題に対してはうろたえてしまったり、どうせやっても無理、と考えてしまう事もありましたが、現在では論理的思考をベースに発散や収束、探求などを駆使し様々な問題に立ち向かえる力がついています。
BBT大学院で学び、クラスメートと切磋琢磨する過程で、自身のアウトプットが今までのレベルとは違ってきている事を日々実感しました。学んだ事はすぐ実際のビジネスで活かせますし、活かさない手はないと思います。
組織の戦略を立案するための知識とスキルだけでなく、具体的な解決策の選定の訓練や組織のリーダーとしての考え方を身に着けることができました。そのため立案した戦略が具体的な実践として落とし込むところまで、机上の空論とならないような戦略を描けるようになったと思います。
私は大学院での学習しただけでは自分の血肉にならず、それを何度も実践することで、「知識」から「知恵」になると考えています。もちろん、問題解決手法や各種講義にて、専門的な知識を学べることは大切なことですが、多少の知ったかぶりでも、在学中に仕事で活用してみることで、あらためて理解できていない点を確認できたり、成果を上げることができました。