最も大きな変化は、日々発生する課題に対しての取り組み方が変わったことです。ファクトを集め、いかに論理的に解決策を導き出すかを常に考えるようになりました。
また、まだまだ日々学びが必要なレベルではありますが、この2年間の学びを経て修了することができたため、自分自身の仕事に対する自信になっています。
ある事柄についての議論をする際、自分なりに論理的に考え、その考えを相手が誰であっても堂々と意見するクセができました。2016年末に行なわれた、経営層も参加する自社の全体会議においても他部門の部門長への質問や、自身の発表に対する社長を含む経営層からの質問にも堂々と答える事ができるようになりました。 BBT大学院で学んだ問題解決のステップを意識しながら考えを整理している事が支えになっていると感じます。
スキマ時間を徹底的に有効活用せざるを得なかったため、通勤の時間や外回りの電車の中でも常に講義を受講したり、テキストを読みました。BBT大学院での一番大きな収穫は時間管理術だと実感しています。時間に追われることで時間を活かそうと工夫し、改めて時間の大切さを痛感しました。時間こそが、どんな地位も年齢も国籍も性別も関係なく、一人ひとりに平等に与えられたものです。その24時間をどう活かし切ったか、どう生き切ったかが、その後の人生を大きく変えていくと感じました。
BBT大学院ではかなり多くのタスクを課せられます。限られた時間の中で優先順位をつけながらこなしていかなければならい状況になることがほとんどであり、「もう限界だ!」と思うことも何度かありました。それでもなんとかタスクをこなして卒業を迎え、振り返ってみると、これまであきらめがちなことが多かった自分と大きく変わってきたと思います。これはBBT大学院の過程を通して時間管理を習慣づけるようになったのと、論理的に物事を考えながら結論を出していくスピードが向上してきたことが変化を遂げられた要因ではないかと思います。
当初の予定通り2年で卒業できた事と、BBT大学院での学びを通して自分が納得して行動できるようになった事が大きな自信に繋がっています。
その自信も、根拠のない自信ではありません。仮に、問題があったとしても、それを解決するために、次に自分が何をするかが分かるようになったからです。物事を徹底的に考える事で、ある意味、楽観的に物事に対処できるようになりました。入学前の私はどちらかというと慎重な方だったので、自分の価値観が大きく変わったことに驚きました。
そのような変化は、私ひとりで為し得たことではなく、大学院で多くの仲間と出会い、励まし刺激し合えたからこそだと思っています。仲間がいたからこそ、自分の目線が上がり成長し続ける事ができました。仲間には非常に感謝していますし、私の一生の財産だと思っています。
以前より視座が高くなったこと、多様な考え方ができるようになったこと、加えて市場が過去の事例が通用しない程、恐ろしいスピードで変質しているということを学ぶことができました。入学時にはより高い論理力を身につけたいとか、ファイナンスを扱えるようになりたいとかスキルを中心に考えていましたが、今はそれを前提に常に学ぶ姿勢を持ち続けること、問題解決に取り組む姿勢を持ち続けることが重要であると思うようになりました。
入学式の日に大前学長から以下のお言葉を頂きました。自分を変えるには3つの方法しかない。1.住む場所を変える 2.時間の使い方を変える 3.付き合う人を変える。中でも「時間の使い方を変える」と言う教えは自分の中の生活感に多大な影響をもたらしてくれました。すきま時間の有効活用方法、まとまった時間の使い方、移動時間に何をするのが良いか等、自然と身につきました。卒業した今は捻出した時間で勉強の継続と資産形成、そして2年間我慢してくれた家族との時間を取り戻すために時間を上手く活用するようにしています。
BBT大学院に入学してから、普段なかなか出会うことがない、まったく違う業界や職業の人と出会って、一気に自分のネットワークと視野を広げることができ、とても刺激になりました。お蔭で、今までと違う視点で物事を見ることができたと感じます。
BBT大学院では何かを成し遂げたいと思った時に、付き合う人、使う時間、住む場所を変えることが重要と教わります。実際に目標ができると、そこに到達するために自分を客観的にコントロールする必要があることを学びました。自分の時間には限界があります。その時間を最大限活かすために、これら3つのファクターにこだわるようになりました。
本学でPSAを学ぶにつれて、自分が携わる業務の範囲に留まらず、会社全体に係る課題に対して携わっていきたいと強く思うようになりました。日々遭遇する前例のない課題に対しても要は何が問題なのか?限られた時間、情報、人材、費用の中で最も効果的に結果を出すためには何をすべきなのか?といったことを、落ち着いて論理的に考える事が出来るようになったため、常に平常心でいられるようになりました。その結果、職階や立場の違うチームメンバーの協力を得ながら議論を進め、結果に繋げていく事に喜びを感じられるようになりました。