最初の2か月はそれまでと同じ生活を続けながら勉強していましたが、夢中になって勉強していると夜遅くなって睡眠時間が削られてしまいます。勉強はできても、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのは問題です。そこで、会社の公式の飲み会以外は行かないように生活を変えました。それまで会社の同僚と仕事帰りに飲んでいたのを公式行事以外は一切やめました。飲む時間を削り、勉強時間にすることによって学びの時間を確保しました。
BBT大学院に入学を決めた時に自分に誓った内容として、「もし仕事の実績が悪くなってもBBT大学院のせいにしない」「休日には必ず家族サービスを行う」という2つを挙げました。ですから、勉強は毎日帰宅してからということで大体夜中の1時位からスタートし夜中の4時位に終了して就寝というスタイルになりました。また、休日の家族サービスのことを考えると、休日の午前中と夕食を終えた後が勉強タイムとなりました。この時間でも十分単位は取得出来ますし、勉強したことは身につきます。私の場合、この時間に加えて営業活動の移動時間に講義の復習等を行っていました。
私の場合、入学前年に第1子が誕生したことから家庭・仕事・学習の両立を目指しました。幸い職場の上司・同僚から理解と応援をいただき、学習時間を確保しやすい環境を作ることができた上、妻の協力を得て家庭内での学習時間も取ることができました。
とはいえ、十分な学習時間を確保することは難しく、家族が就寝している早朝深夜や移動時間、出社・帰宅前の喫茶店など細切れの時間を活用してできるだけ仕事・家庭への影響を抑えるように努めました。これもオンライン教育システムの整ったBBT大学院だからこそ実現できたのだと感じています。
学習時間の確保は常に悩みの種で、同級生ともよく相談していました。私はムダ時間(目的がない時間)を省くことに努めました。具体的に取り組んだことは、①時間の使い方を記録する、②自分専用PCを購入する、③通信手段を確保する、④移動時間を学習に充てる、です。この結果、学習時間と家族の時間が増えていました。仕事時間は減らそうとしましたが、結果は入学前と大して変わりませんでした。
平日は、仕事があるため、6時半に起床して、8時半~22時くらいまでが仕事です。
休日は、子供たち(入学当時0歳・2歳)との時間を確保し、寝させるのが22時でした。
よって私に残された時間は、必然的に22時以降となり、だいたい4時くらいまでは勉強していました。
それで確保できる時間が6時間あります。いかにその時間ですべての授業をクリアするか、それにかけていました。ただ、肉体的にきつかったことは事実です。
仕事から帰って勉強を始めるのは、いつも23時か24時からでした。英語の講義などは、眠いと頭に入らないので、徐々に朝方に変えました。あとは、昼休みや外出先や移動中の時間を使って講義を見るようにしました。妻には、実際の講義を見せるなどして、理解してもらうようにしました。
バランスしていたかというと?ですが子供二人がまだ小さくてパパと一緒に遊びたい盛り。休日は旅行や公園など外出先でもPCを持って、暇を見てはBBT大学院の学びに取り組んでいました。
勉強時間を確保するためにとにかく朝早く起きることを心がけていました。土日も子供が起きてくるまでが勝負だと思い、早朝に集中するようにしていました。また、通勤時間などの隙間時間も講義を視聴するなどして無駄にしないようにしました。しかし、家族には多少なりとも迷惑を掛けたので、バランスが取れていたかは正直自信がありません。
在学中はとにかく時間がありませんでした。まず自分にTVを見ない、マンガや雑誌を読まない、飲み会には必須なもの以外参加しない、土日の子どもと遊ぶ時間も半日だけにする、と制約をかけ時間を捻出しました。ただ、夜勉強すると疲れでどうしても眠くなり、講義を何回も聴きなおすことになりかえって効率が悪くなるため、眠いときは1時間寝て、また起きて勉強するなど工夫をしました。
一番辛かったのは、土日に子供が遊びたがるときに自分の部屋にこもって勉強することでした。そこは妻にも協力してもらいながら、時間を確保しました。家族の協力が一番助けになりました。
仕事・家族との両立やバランスは、相当きつかったとしか言うことができません。学び始めた直後からそのバランスを取ることには非常に苦労しました。内面的に起こる気持ち、自ら学ぶ意識を持つことから始まりました。