時間管理が一番難しかったように感じています。生活の上での空き時間はほとんどBBT大学院に費やしていました。しかし、人生の中にそのように勉学に集中する時期があっても良いと今振り返ってみると辛かった思い出も良い経験だと感じています。
考え、理解を深めることが大切と考え、AirCampusでのアウトプットの量を確保しようと思いましたが、時間の確保に苦労しました。仕事や家族との時間もありますが、BBT大学院に時間を取れても複数科目受講で1つひとつの科目に時間を割くことも簡単ではありませんでした。
お金の工面です。40代の社会人である私は同時に3人の子どもの保護者でもあります。子どもが進級・進学を進める度に掛かる経済的負荷が増してきます。我が子は可愛いし、自分のやりたいことのために子ども達に我慢をさせたくないという躊躇は多かれ少なかれあると思います。家計のやりくりと相談した結果、入学を諦める方もきっと沢山いらっしゃるだろうと思います。「夢」といえば格好いいですが、「わがまま」とも言えます。それでも、私はBBT大学院に入学して、完遂することができて良かったと今では思っています。
時間の捻出です。遠隔授業で仕事を続けながら学ぶことができるというのは、メリットである反面、仕事と学習を並行して行う必要があるという厳しさもあります。1週間ごとの目標を設定していましたが、プロジェクトの関係で平日は移動時間以外はほとんど時間がとれないことも多く、その分を週末で取り戻していました。
24時間の中からつきあいやお楽しみは排除することができても、ベンチャー企業の経営者なので膨大な仕事量をこなさねばならず、勉強の時間を捻出するのが大変でした。また時には中途半端な仕上がりのレポートを提出したり、課題図書を読み込めなかったり、すべての投稿に目を通せない時、もどかしい思いもありました。これは卒業した今、丁寧に時間をかけて学び直したいと思います。
BBT大学院で学ぶうちに自分の目標に向かってもっと積極的に行動したいと思うようになり、在学1年目の12月に前職での社内異動をし、更に2年目の8月には転職をしました。社内異動や転職後は新しい業務を素早く覚える必要もあり、慣れない業務で時間もかかることから、学びとのバランスを取るのに一番苦労しました。最初は睡眠時間を更に削ろうとしましたが、仕事と勉強の両方の効率が下がることがすぐにわかり、睡眠時間を犠牲にすることなく2年でどうしたら修了できるかを常に考えていました。
同時並行で進む複数科目の履修マネジメントです。それぞれの配信のタイミングを見計らいながら、自分のスケジュールに受講、ディスカッション、試験提出等やらねばならないことを落とし込むのですが、仕事や家庭の都合などで再調整が必要になったり、なかなか計画的にできないのが悩みでした。
世界一大きな会社に誘われて、大きなチャンスだと思い在学中に転職することを決意しました。大学院での学びと転職という、新しいことへのチャレンジが2つ重なったため、とても忙しい毎日を過ごしました。
ディスカッションに参加しないと単位がもらえないということで、論理的かつ簡潔に書く文章作成に最も苦しんだと思います。このような思考回路は初めてだったので慣れるまで相当のエネルギーを使いました。また、通勤時間が往復3時間、車での移動でした。そのため、講義を通勤中に受講する場合は、受講ボタンをその都度停車して押すなどしていました。さらに大好きなお酒(ビール)の量が激減したことも苦労というより寂しい思い出としてあります。
特に苦労した記憶はないのですが、タイミングが悪く困ったことはありました。同様の経験は多くの方がされていると思いますが長期出張のため資料が手元になく身動きが取れなかったり、移動日と試験日が重なったりする場合もあります。仕事しながら勉強すればこういうことはたまに起こるものなのであまり気にせず、出来る範囲で努力するという割り切りも大切だと思います。