戦略立案の場面において、BBT大学院の入学前には、何となく設定していた課題・解決策を、学びを通して論理的に設定することが出来るようになりました。更に、経営トップの立場に立って、会社の方向性も理解出来るようになり、主体的に考えることも出来るようになりました。自分の考え方に自信を持てるようになったことがとても嬉しいです。
仕事ではMBA取得によって様々なキャリアが開かれました。これまで営業一本でしたが、営業でいながらも改めて様々な部署で様々な方が働いているからこそ成り立っていることや企業が存続していくために何をしているのかがイメージできるようになりました。また大きく変わったこととして視野の拡大が挙げられます。目にする企業、耳に入る企業がどこでどう儲けているのか、これらの企業の経営者であればどうしていこうかなど生活している中で勝手に頭が回るようになりました。このような思考をもちながら、外を歩くと、普段の風景も大きく変わり自分自身のインプットも変わるので継続していきたいと思っております。
ロジカルシンキングが日々求めれれるような環境で働いていたので、BBT大学院での学びは実務を行う上で、基礎体力となりました。また、学んだ内容を実戦を通じてブラッシュアップしていくことで、自分の力で考えられるようになっていくことを実感することができました。
まず、問題発見・問題解決思考が私の中で大きな糧になっているので、現在起きている問題に対してひるまずに取り組むことができるようになりました。さらにイノベーションで右脳型のひらめきを鍛えることができたことで、打ち手としてのアイデアも次々に出てきます。また、それらベースとなる力に加え、コンプライアンスや理念経営、会計やIT社会を生きる術を学んだので、何があろうと自分で道を切り開くことができるという自信がつきました。これらの力は、現場で非常に役に立っています。
前例のない問題をゼロベースで考えることが好きになりました。こういった問題はみんな避けて通りたがるのですが、こうした問題に喜々として取り組むことができるのは自分自身にとっても組織にとってもたいへん意味あることだと思います。難しい仕事になればなるほど、仕事を楽しむことができるようになりました。
システム開発の仕事が中心でしたが、今ではコンサルティングの仕事も頂くようになりました。そして、独立起業することで自身の事業戦略へそのまま活かせることができていると思います。さらに、ニュースなどを見ていても本質は何なのかという点を常に考えるクセが付き、ビジネスの行動においても先手を打って動くことができているように思います。
戦略と組織は車の両輪であり、戦略論とともに組織やリーダーシップについて多く学びました。その中で、リーダーの共通点は「人よりよく考えていることだ」という教授の言葉がありましたが、よく考え、議論した結果、「管理者」ではない「リーダー」に近づけたのではないかと思います。それまで自分がリーダーシップとも言えないと悩んでいた自身のスタイルも、サーバントリーダーシップという状況によっては有効なリーダーシップであったことがわかり、今ではメンバーの能力・意欲が十分にある場合は、「前に立って引っ張らない」「邪魔しない」リーダーシップスタイルを意識的に採って、人と組織のパフォーマンスを高めています。
実施している事業の独自性維持の為の強化や、情報統制を考察することにしっかり頭を使えるようになったと思います。また、出会う人ごとに、Win&Winでやれるパートナーとなれる人か、自分の都合だけを優先する人かを見極めるシビアな判断ができるようにもなったと思います。
自分自身の問題、仕事上の問題、毎日の生活での問題をはじめ、どのような切り口で考えたらいいのかがよくわかるようになりました。また、店に入っても、この店をさらに繁盛させるにはどうしたらいいのかを自然と考えるようになりました。そんな自分を煩わしく思うことがないわけではありませんが、ものの見方が広がったということに満足しています。特に仕事の進め方は大きく変わり、本質的問題点を見いだすアプローチ、それに対する解決法、そしていかにして実現するかを明確に意識しながら物事を進めることができるようになったことが最大の成果です。
現在は管理部を任されていますが、配下に人事、経理、IT、総務、広報、輸出入など、11の異なる機能があります。学問的に学んだものを、実際にビジネスの場で実践できていることが、そもそも素晴らしいことだと思います。さらにそれらをグローバルに展開することを、チャレンジ目標として掲げています。この仕事を引き受けたのも、MBAで学んだことを実践の場で試してみたかったからであり、グローバルへの展開もグローバリゼーション専攻した私にはぴったりで、まさに今学んだことが実践で活きています。