BBT大学院で学んだことは会社の実務ではもちろんのこと、家族との関係、子育てにも大きな影響を受けました。まず会社ではマーケティングや組織論などはすぐに自身の仕事で使えるものであり、学んだフレームを思い出しながら活用しています。すぐに劇的な成果が出せる、というわけではないですが、使い続けていくうちに骨となり肉となるのだと思っています。
私生活において大きく影響を受けたのが子育てです。リーダーシップや人材関係の講義で学んだことから教育の重要性、とくに幼児教育の重要性を痛感しました。ちょうど卒業時に子供が2歳になっていたので、そこから幼児教育を勉強し、自分なりの教育方針をもって今も妻を助けながら子育てをしています。
どうしても日々の仕事に追われてしまうと、末端の小さな問題に目がとられてしまいがちです。Factを理解することは大切ですが、そこから本質的な問題が何かまでを整理・把握すること。大学院の学びがあったことで、日々の仕事においても意識するようになったと考えます。
卒業研究で調査した地域の活動について、現在も調査を継続しています。提言としての精度を高める事で、ペーパープランから、リアルな行動に進めるよう、活動を続けています。卒業研究のレベルを完成形と考えずに、継続する事で完成度をさらに高めていきたいと考えています。また、学びの継続としてより専門的な学びの場に飛び込みたいと考えています。
MBAで経営を体系的に学んだので、当時中国工場の運営にその考え方や手法を取り入れながら、PDCAを回していました。一番大きいのは、物事を事実ベースで論理的に考えるクセがついたので、どのような事にあたっても、それなりにしっかり対処できるようになったことだと思います。他に新規事業やリーダーシップといった観点からも、経営に必要な要素を取り入れ磨くことができたのではと考えています。
問題の解決能力が向上したことによって、結果的に業務スピードが早くなりました。最初に問題が何かを具体的に定義してから、どうやってその問題を解決するかのプロセスが身に付いてきていますので、脱線した無駄な調査・作業が少なくなったためかと思います。
会社を過去に3つも成功させている今のCEOから仕事のOfferをもらい、転職したのは卒業を前にした10月でした。今後、どのように会社を大きくしていくか、という議論をCEOと活発に行っています。
会社の社長がBBT大学院で学ぶことの意味をよく理解していたので、卒業後の私の意見が数多く取り上げられるようになりました。今は、会社の戦略推進室の室長を担当させていただき、若い社員と複数のプロジェクトを進めているところです。まさに学んだことを社内で実践することができております。
市場がグローバル化し、国内市場が縮小していく中で、海外展開が日本の多くの企業にとって避けられない問題であることを学びました。入学当初は、海外勤務など考えてもいませんでしたが、2年前に海外勤務を志願し、現在は香港で勤務しています。 現状を正しく理解し、論理的に考え行動することができるようになったと感じています。
一般的にニュースや新聞で「トップ記事」的に発表される企業の経営情報や製品の市場動向などを聞いて、「こういう状況なんだな」と鵜呑みにする事しか出来なかったが、その背景に歴然と潜む理由をBBT大学院での教育を通じて理解できるようになった。正確には、理解するように自分の意識が変わったと思う。
日々の業務の中で物事をファクトベースで論理的に考える習慣が身に付いたことは大きな成果と考えています。また、世界の動向や日々の出来事の意味を考えて、自分の人生プランや資産運用の基礎学力として、活かしていると認識しております。