以前は、顧客の意向にほぼ同意で仕事を進めてきました。その理由は、顧客がやりたいのだから、という1点でした。しかし、BBT大学院で学んでいる中で、とにかく質問することが身につきました。顧客の真意を確かめ、RTOCS方式で導出されるような提案をすることで、会社の経営判断の一助となっているという自負があります。その一方で、あまりに質問するため、従前の私の対応方法に慣れていた顧客が離れていったのも事実です。それが、Q18の回答における年収が減った理由でもあります(笑)
経営企画部に異動したこともあり、BBT大学院で勉強した内容が全般的に役に立っていると感じています。
市場分析や問題発見、子会社の運営など全ての仕事に対して基礎知識を持っているということだけでなく、
それが自信となって新しい仕事にも積極的にチャレンジすることができるようになったと感じています。
まずは視野を広く持つことができました。そして、ビジネスプランのみならず、人材に関する色々な事例を学ぶことで、日々起こる現場での小さな問題があまり気にならなくなったことは大きな収穫だと感じています。また、学習にあたり、実務で行っていることの意味合いも考えながら取り組めたことで、今後も継続すべきこと、無駄であったことなども整理してチームで考えていけるようになりました。
経営的な視野が身についたことで、相手(他部門)が何を望んでいるのかを理解するのが格段に早くなったと感じます。どのレイヤーで何を欲しているのかがわかるようになったことから、事前に打ち手ができるようになり通常業務が効率的になり、業務スピードが飛躍的にあがってきたと感じます。また統計学など実務に役立つ科目も経営戦略での分析業務にも役立っており、業績の改善にもつながるきっかけになったことが非常に良かったと思います。
起業準備をしていますが、その過程で、あの講義で勉強したな、とか、大前学長がこう言ってたな、と講義を思い出して考えることが良くあります。
実務の細かいところなどはBBTでの学びだけではカバーできませんが、基本的な考え方や、BBTを通しての人脈などは、起業プランを進めるうえでとても役立っています。
外国企業との共同研究プロジェクトや、契約交渉および商談等、進め方や準備の仕方など、より効果的にできるようになったと思います。実際に、数字に現れる結果を出すことができるようになってきているので、コミュニケーション能力および表現の仕方、リーダーシップ等を向上させられていると実感しています。また、経営陣と仕事をする機会が増え、「話の仕方がだいぶ良くなったね。」とフィードバックも頂きました。海外生活が長く、英語でのコミュニケーション能力の基礎力は海外で学んできましたが、BBTでの学びの場で、日本にいながらビジネス現場での語学力を上達させられたと実感しています。特にスピーキングとライティングの力は確実に上がったと思います。
所属する企業内での部署異動に関するチャンスがあり、学んだことは、自身の強みとして、しっかり根拠のある形で提示できました。その結果、自己実現の通過点として、現部署に異動が実現しました。新しい業務に就いた後も、それまでとは違う各種の問題が降りかかってきましたが、迅速かつ的確に対応できるようになりました。大多数の人は、表在化した問題に対し、裏返しの解決策を断定的に提示されるかと思いますが、実践的な講義内容に加え、複眼的に考える癖等も含め、問題発見解決力を学んだ所以であり、学びなしには、この状態が実現できなかったと考えています。
個人事業主のレベルで在学中に先に起業しましたが、それを学習しながらどう発展させていくかを考えました。『卒業研究』では具体的な新規事業を考えることが出来ました。この事業計画書を作成できたことが、BBT大学院での一番の収穫であり、卒研のプレゼン時に教授にご指摘頂いた点を修正し、卒研終了後すぐにそれを持って融資を受けることが出来ました。現在、卒業研究の結果をやや形を変えつつも実現に向けて動いています。
何かの特定の「知識」を得たのではなく、汎用性の高い「知恵」を得られたので、具体的な何かに活きるというよりは、仕事の全ての場面で活きていると感じます。
一次情報を集める癖、数字で見る癖、要は何?と考える癖、情報をただまとめるのではなく、まとめた上で一段上の構想をする癖、漏れなく被りなく考える癖、ストーリーを考える癖、視覚的に分かりやすくする癖、「自分ならば」と当事者になって考える癖、考えても考えても答えはないのだから行動に移さないと意味がないという経験、など、挙げはじめたらキリがありません。
「営業」という職種上、様々な立場の方と接します。年齢差のある方とお話しする際に、初めての話題に触れても気後れしなくなりましたし、又、何かの課題にぶつかった時には、要はどういう事か?を常に考えるようになりました。入学前と比べて、情報の当たりづけや、どういう事であるか?という事に対して気づくスピードは各段に早くなったと思います。