個人事業主のレベルで在学中に先に起業しましたが、それを学習しながらどう発展させていくかを考えました。『卒業研究』では具体的な新規事業を考えることが出来ました。この事業計画書を作成できたことが、BBT大学院での一番の収穫であり、卒研のプレゼン時に教授にご指摘頂いた点を修正し、卒研終了後すぐにそれを持って融資を受けることが出来ました。現在、卒業研究の結果をやや形を変えつつも実現に向けて動いています。
会社自体が若いベンチャー企業で、さらに自身の所属する部署で提供しているサービス(ロボットを用いた障がい者向けトレーニングサービス)は手探りで邁進している状態です。ときに危機があり、それへの対策を講じることはもちろん、業界内外の動きも注目し備えなければなりません。それら両者について自身および部門スタッフで備えることができるようになりました。
業務ではお客様へ最適なIT構築の提案をしている関係上、お客様が抱えている問題点の理解と解決策をどのような筋道で提案をしたら良いか、納得いただけるかという力が必要になります。その点で、BBT大学院で学んだ事が活かされていると思います。提案に対し、共感と納得、そしてストーリー性がないと聞く耳を持って頂けないので、BBTでのMBA取得はアカデミックでない部分にも役立っています。また、これは自社での無駄な時間ばかりかかるミーティングでも役立っています。皆の意見を整理し、纏め上げ、舵取りできる力がつきました。
プライベートや組織において多種多様な課題にぶつかったときに、俯瞰した目線で冷静に自分スタイルで対応できるようになった。目の前の現象からファクトベースで本質的課題を特定させ、解決案を提案できることは強みである。学長は解決できない問題はないとおっしゃるが、2年間でRTOCSを通して、異業種他流試合を約100本こなすことで、自分なりに課題解決案を提案できるようになった。仕事の難題もどんなレベルでも動じなくなった。
広報業務として各メディアさんとのやりとりも多いが、幅広いジャンルの業界構造に精通できるため議論、情報提供が容易になることもメリットである。
「営業」という職種上、様々な立場の方と接します。年齢差のある方とお話しする際に、初めての話題に触れても気後れしなくなりましたし、又、何かの課題にぶつかった時には、要はどういう事か?を常に考えるようになりました。入学前と比べて、情報の当たりづけや、どういう事であるか?という事に対して気づくスピードは各段に早くなったと思います。
自分で一次情報を取り、整理した情報をもとに自分なりの結論(方向性)を持てるようになりました。ファクトを集め、仮説を立てて動き、確認した上で、自分なりの結論を持つと、全体観を持って自分の意見として話せるようになりました。また、クラスでディスカッションを重ねることで、他人の意見を受け入れることもできるようになりました。年齢や経験に幅の広いBBT大学院ならではの良さだと思います。
最も実践で活用できているのは、やはり『問題解決思考』です。この科目では、問題解決のプロセスとスキルを、かなり手厚くかつ緻密にトレーニングすることができます。その過程を通じて、思い込みではなく、あくまで「事実=ファクト」に基づいて考えつくすことを叩き込まれました。このような思考習慣が染み付いたため、それをそのまま実務面でも活かすことができているのです。この劇的な変化のお陰で、これまで以上にクライアントとの信頼関係が強化でき、そして自社組織への貢献度も更に増しました。
現職では、前述の通り非常に広範に渡る業務を担当しております。したがって、様々な分野に対応する力が必要となりますが、BBT大学院での学びを通じ、対応力が身についたと感じています。具体的に“対応力”を深掘りすると、スキル・知識的な部分と、ロジックの部分があると思います。例えば、社内でM&Aの話しが出た場合、そもそもM&Aとは何なのか、そしてどのようなフローかつアクションが必要なのか、概要が頭にあるため、会議などで出た内容がすんなり入るという点です。そしてこれに加え、ロジカルシンキングを学ぶことで、相手がどのような前提に立ち、今後どのような議論を展開するのか、という視点で物事を捉えることができるようになったという点です。
以上から、初見のことであっても、整理する軸と考え方が身についたことで、自ら考えて行動することができていると思います。
問題解決力とファクトに基づく論理的思考力が向上したと思います。5W1Hをファクトに基づき分析して、問題発見から解決まで導く事ができるようになってきました。それが変革的な業務改善、新たなイノベーティブな企画の立案につながっています。また会議や議論の際にも説得力が増して、効率化が図れるようになりました。
入学前と後では思考の質が全く変わりました。何かを考えるときも自然に物事を俯瞰的に捉えるようになり、MECEを意識して整理することができるようになりました。これは仕事だけでなく、全ての生活に関わる部分において発揮されています。思いつきで進めていた事柄がファクトベース、フレームワーク思考に変化したことで、取り組む仕事の精度や成功確率を大幅に上げることができました。