「営業」という職種上、様々な立場の方と接します。年齢差のある方とお話しする際に、初めての話題に触れても気後れしなくなりましたし、又、何かの課題にぶつかった時には、要はどういう事か?を常に考えるようになりました。入学前と比べて、情報の当たりづけや、どういう事であるか?という事に対して気づくスピードは各段に早くなったと思います。
最も実践で活用できているのは、やはり『問題解決思考』です。この科目では、問題解決のプロセスとスキルを、かなり手厚くかつ緻密にトレーニングすることができます。その過程を通じて、思い込みではなく、あくまで「事実=ファクト」に基づいて考えつくすことを叩き込まれました。このような思考習慣が染み付いたため、それをそのまま実務面でも活かすことができているのです。この劇的な変化のお陰で、これまで以上にクライアントとの信頼関係が強化でき、そして自社組織への貢献度も更に増しました。
「もしあなたが◯◯の社長ならば、どうするか?」というReal Time Online Case Study(通称:ROTOCS」)という課題が大前学長より出されます。会社の社長になっているわけですから、いい加減な提案はできません。しっかりと分析をし、課題を抽出し、解決策を導き出さなければいけません。いい加減な提案に対してはクラスメートやTAから厳しい質問や指摘がきました。在学中に2年間で100ケースほどやるのですが、当事者意識をもつ大切さを植え付けられました。
実際に仕事でも活かせることが多く、製品の売上が伸び悩んでいる後輩が居た時には、実際にその後輩になったつもりで色々と分析をしたり、課題を抽出したり、解決策を出したりしてアドバイスするようになりました。
”学びは2年。ビジネスは一生”です。おそらく一生使えるビジネスの武器を身につけたものと確信しますが、実践でどう活かせるかどうかはいい意味で未知数ですね。
プライベートや組織において多種多様な課題にぶつかったときに、俯瞰した目線で冷静に自分スタイルで対応できるようになった。目の前の現象からファクトベースで本質的課題を特定させ、解決案を提案できることは強みである。学長は解決できない問題はないとおっしゃるが、2年間でRTOCSを通して、異業種他流試合を約100本こなすことで、自分なりに課題解決案を提案できるようになった。仕事の難題もどんなレベルでも動じなくなった。
広報業務として各メディアさんとのやりとりも多いが、幅広いジャンルの業界構造に精通できるため議論、情報提供が容易になることもメリットである。
問題解決力が一番、日常の業務で役立っています。私の仕事は新規事業ですので、我が社にとって初めてのことがほとんどです。よって戦略立案から、仕組み・ルール作り、そして人材育成に至るまで、日々数々のタスクをスピーディーにジャッジしていく必要があり、このスキルがとても役立っています。
「問題発見思考」や「問題解決思考」で身につけたことを活かし、問題を解決する力がついたと思います。仕事でも家庭でも物事を判断するときに、経験則や感情ではなく、大きな視点から置かれている状況を把握し、ファクトをベースにロジックを組み立てて、判断するというクセがつきました。迷うということも少なく、場合によっては時間をかけることなく意思決定を行うことができるようになりました。また他者に何か伝える時でも、帰納法や演繹法を活用し、相手に自分の意思が伝わりやすくなったと思います。
問題解決力とファクトに基づく論理的思考力が向上したと思います。5W1Hをファクトに基づき分析して、問題発見から解決まで導く事ができるようになってきました。それが変革的な業務改善、新たなイノベーティブな企画の立案につながっています。また会議や議論の際にも説得力が増して、効率化が図れるようになりました。
先を見通す力がつきました。将来を見据えて何をしかけるべきか、そしてすべてがうまくいくわけではないので、それをどう死なせずに成功するまで続けていくのか。自己紹介で記載した、アルテパートナーズ株式会社(M&Aを中心としたコンサルティング会社)、アルテ監査法人、日本M&Aアドバイザー協会はすべて、BBT大学院での学びの成果としてのアウトプットです。
入学前と後では思考の質が全く変わりました。何かを考えるときも自然に物事を俯瞰的に捉えるようになり、MECEを意識して整理することができるようになりました。これは仕事だけでなく、全ての生活に関わる部分において発揮されています。思いつきで進めていた事柄がファクトベース、フレームワーク思考に変化したことで、取り組む仕事の精度や成功確率を大幅に上げることができました。