問題解決能力が向上したことで、業務の質が上がったと思っています。目的を達成するために結論から部分へと進んでいく、というやり方を訓練したことで、以前よりも格段に結論に到達するスピードが早くなったという感覚があります。新規開発テーマの計画作成や、戦略の立案等を実施する際に活かされていると思いますね。今やっている業務よりも高いレベルの業務をやることとになっても、実行していく自信がつきました。
提案資料をまとめるときにPSAを学んだことで、提案内容がより本質的になり、わかりやすくまとめることができるようになったと感じています。営業成績も上がりました。
経営力に関しては、急激ではありませんが、悪化していた決算が黒字に転換修正できました。おそらく、いままでまったく見ようとしなかった問題点が、人事、企画、マーケティング各方面で浮き彫りにされ、そのひとつひとつから本質的な問題に迫り、根本的なマイナス要因を除去し、問題を解決しはじめたことが経営状況を改善したのだと思います。
問題解決力を身につけることで、事業発展を妨げている本当の原因は何か?何がいけないのかを見抜き、ではどうすれば良いのかということを分析する力が確実につきました。そして、経営の形態を今までと違った形にすることで、会社に関わるすべての人々が、生き生きと経営努力をしています。
英語によるビジネスコミュニケーション能力の向上のお陰で、卒業後ベトナムに拠点を作りました。積極的に海外ビジネスに取り組む気持ちを固めました。
RTOCSなどでは後述のように限られた時間で解を出すための速度が上がりました。また、未知の課題に対して思考停止をしなくなりました。ファイナンスなど様々なスキルは日常業務を多角的に考え検討するのに役立っています。
自ら考えるだけでなく、説明したり人材育成においても、ビジネスの基本を学んだ上で自らの考えを述べる訓練をした結果、根性や投入する時間に頼らずに、客観的かつ多様な視点で考えるアドバイスができるようになりました。
RTOCSの考え方(「〇〇の立場だったらどうするか」という仮定で当事者意識を持つこと)は、営業職の私にはそのまま仕事に活かすことが出来ています。お客様との会議でも「お客様の経営陣だったらどのように経営課題を解決するか」という観点で財務分析など含め提案をするようにしています。以前に比べるとお客様と深みのある議論をし、信頼関係の構築が出来ているように感じています。
今まで企画を策定する際、抜け漏れがあったり、解決策提示の選択肢が少なかったり、非論理的な部分が少なからずありました。しかし、BBT大学院で学習したことにより、必要十分な情報の収集、分析、解決策の提示を行うことが可能となり、戦略的思考を実践できているのではないかと考えています。
BBT大学院では、全ての基礎となるロジカルシンキングと、経営の体系的な知識、それらを合わせて事業を組み立てる実践的構想力を学び、またグローバリゼーション専攻では、それらをグローバルな仲間に効果的に伝え、共有し、成し遂げるコミュニケーション力を身につけました。これらの学びを実践する場として、在学中に社内公募に応募し、ソリューションビジネスを企画し、海外に展開する部門へ異動しました。現在は、ICT機器と3Dデータを活用し、未来の建設現場を創るスマートコンストラクションという新しい事業を、海外で立ち上げるべく、BBT大学院での学びを日々フル活用しています。
仕事柄、異文化を意識したコミュニケーションが重要であり、又、異なる文化を持つ人々との交渉毎も多いことからGMBAで学習したNegotiationスキルの向上に日々挑戦しています。また、組織の理念と自身のMission,Vision,Valueを常に確認しながらのゴール設定を意識しています。思考の点では事実に基づいた分析をすることの重要性を忘れず、結論を導くこと。そして、これからの20年を見据えて、本当に社会貢献ができる仕事をしていきたいと強く感じていますので、BBT大学院で学んだことを生かしながら新しい目標に向かっています。
本学での経験をした私は、論理的思考向上によって、業務を体系化することができています。
また、基本的な情報処理能力は格段にスピードが上がりました。
具体的には、自身の営業業務において、市場分析、活動スケジュール管理、行動のPDCAサイクル化等をシステム化することで、自身だけではなく、社内の他の社員にも再現性を持たせることのできる内容としました。このように業務の「可視化」ができております。
問題解決力に関する講義は、日々の業務に直結していると思います。「要は何か」ということを常に意識するようになりました。大学院に在籍中からそのような意識を持つので、卒業を待たなくとも、業務改善、新たな企画の立案につながります。