バランスを取るよりも、「とにかく必死に頑張る」ことの必要性を学びました。同級生と切磋琢磨している姿を見せることで、家族の協力を得ることもできましたし、且つ組織の中でも信頼を得ることができたと思います。
当時、高校生の子供が二人いてこれからお金がかかり、仕事も忙しく帰宅が夜遅い状況でしたので、相談もせず勝手に入学を決めました。ですので最初は「何してんの?」的な感じでした。入学当初は自室にて朝夜問わず篭っていましたが、家族にはその学びの重要性や最新ニュースへの驚きは伝わりません。そこで、学びの大切さやBBT大学院の科目の内容の良さを少しでも共有しようと、ダイニングテーブルにPCを置いて、RTOCSの課題は「今週のお題は◯◯だよ」「Airbnbって知ってる?」「この先生、有名な◯◯の社長だったんだよ」「人の2倍学ぶと年収が10倍になるって本当だと思う?」など、普段の会話にしたら家族が興味を持つようになりました。更には毎週のRTOCS提出のためにダイニングで学習しそのまま寝てしまうことが多く、傍目にも「がんばっているね。」と理解してもらえたと思います。
大学院在学中はプライベートな時間を確保しようとするのは諦めたほうが良いと思います。私のように普通の能力の人は自身の業務、学業のみに専念されることをおすすめします。中途半端な気持ちで受講すると学びも浅いですし、過程を修了出来ない可能性も高くなると感じます。
タイムマネジメントは在学中最も注意を払わざるを得ないものでした。
正直なところ仕事と学びに傾きすぎ、家族と健康に負担を掛けてしまった時期もあり、周囲の協力と根性で乗り切った部分も否めませんが、降ってくる予定に振り回されず、自ら予定を立てて実行していくことで何とかバランスを保つことができたと思います。
時期にもよりますが、基本思想は「仕事は100%やる」「大学院も100%やる」。プライベートは全てをその両者に捧げる、というものでした。
当時、婚約者がいましたが、土日は一日中勉強をしていたのでデートはしていませんし、友人と遊ぶこともありませんし、会社の飲み会も多くても週に1回にセーブしました。途中からランチも抜いて勉強の時間、又は昼寝の時間に捧げるぐらい時間管理は大変でした。
卒業研究提出直後に結婚式を入れてしまったため、最後結婚式準備をしながらの大学院は大変でした。あまりイベントを入れることは、お勧めしません。
家族の全面的なサポートがあったので非常に感謝しています。移動時間やスキマ時間の有効活用、夜間や早朝にディスカッションの未読を読み込んだりしました。私の場合は本科入学前に単科生として多くの必須科目を取得済みだった分、選択科目の学習にも集中することができました。
子供が小さかったこともあり、平日は子供が寝てからの勉強になりますので、夜10時から深夜1時までが学習時間でした。残った分は土日で挽回したために、会社のお付き合いや家族サービスはある程度犠牲になりました。無理に2年での卒業にこだわらずとも良かったのではと今は思います。
講義を聴くだけで大学院の学びは終わりません。講義を聞いた感想はもちろん、その講義に対する課題や自分なりの考え方が求められます。その講義を乗り越えるために、どのくらいの時間が必要なのかということを家族と共有しました。もちろん、家族とのイベント時に勉強が忙しい時期もありましたが、私の夢や目標のために、今、BBT大学院が必要であるということも理解してもらうことに努めました。そのことで学習に時間を使うことを理解してもらえたと考えます。
在学中は、とにかく時間に追われている状況でした。
時間の使い方を見直し、空いている時間を「このために使う」と決めました。
例えば、平日は、家を出る時間を1時間早め、授業を電車の中で視聴し、出社前1時間は漫画喫茶でAirCampusの議論の時間にあてていました。週末は、勉強に時間を割くことが多かったのですが、土曜日の夕方の2時間だけはジムに行く時間にしていました。
卒業後でも、時間の使い方は上手くなったと実感しています。
私の場合は、どうしても発言を更新する時に考え込むタイプなので、平日の隙間時間は講義視聴と他の学生の発言を読むことにし、熟慮した発言はしっかりまとまった時間が取れる週末にまとめて投稿しましたので、週末を勉強に費やすことがほとんどでした。2年次後半は仕事も多忙を極め、平日の勉強時間がまともにとれない中、グローバリゼーション専攻は毎週のように課題が課せられていたため、週末はたまに子供と半日遊びに出るくらいでそれ以外は勉強に費やしました。家族の理解なしには実現しなかったと振り返ります。