入学してからの2年間は、自社の事業転換や人事異動(福岡→大阪)が重なったことから、平日に勉強時間を確保することが困難でした。よって通勤時間を活用して講義視聴を行い、調べておきたいこと、議論したい内容を書き留め、週末に集中して議論できるよう準備を行いました。土日はプライベートを充実させるために、朝3時に起きて、それぞれ8時間程度勉強し、午後から遊びに行けるように工夫しました。モチベーションを維持するためには、オンオフが重要だと思います。
通常の講義中でも時間がなく、全てを両立させることは難しいことだと思います。また、試験が重なると全てをパーフェクトに行うことは不可能かとも思います。そのような時は、無理せずに手を抜いて物事にあたることが重要だと考えています。授業が落ち着いた時にできなかったことの挽回を行うこともまた、重要です。また、周りの方々からの協力は欠かせない要素になってきます。あとは、通勤中や移動中に講義を聞いたりして、2つのことを一緒に行い、限られた時間の有効活用を行うことも重要かと思います。
学びを優先するあまりに仕事と家庭を蔑ろにすることは本末転倒であるため、効率の良い学習・無駄の無い時間管理を目指しました。年齢的な事情から2年で卒業することも重大目標の一つであったが為に、帰宅後はもちろん、通勤等の移動時間・昼休み等の細切れ時間を無駄なく利用しましたが、尚、学習時間が足りず、余暇・睡眠を減らさざるを得ませんでした。これでは体力・精神の両面で続かないと思い、効率の良い学習と思われる方法(ある講義で学んだ知識・考え方を別講義で応用する・マンネリ感を防ぐ為に複数分野の講義をあえて同時並行的に学習する、家族にRTOCSを相談してみる等)を試してみました。特に「家族にRTOCSを相談してみる」は大成功で、消費者やユーザーとしての視点から意見・不満を収集することが出来て、大いに助かりました。また、RTOCSの結論を家族に毎週提出して自身の学習にも理解を得ることもできました。
バランスさせることができていたかというと正直自信がありませんが、家族との時間は少しでも多く取ろうと努力はしました。でもやはり毎週のRTOCSと他の科目の課題提出が重なるとどうしても睡眠時間を削り、家族との時間も最小限になってしまいました。支えてくれた家族には本当に感謝しています。課題やRTOCSに情熱を費やすと、夜の10時に仕事から帰ってきてすぐに就寝。次の日の朝2時に起きてさらに次の日の朝2時に勉強が終わるという、勉強時間約24時間(合間に仮眠もあり)という凄まじいスケジュールになることもしばしばありました。スケジュール管理は今でも課題です。
一日は24時間。当たり前のことにも関わらず、この事実の重さを痛感しました。最終的に仕事と家族との時間は一定程度必要ですし、そこから睡眠時間を引いて正味どのくらい勉強できるのかを毎日計算していました。「時間がないから今日この課題はやらない」という先送りを一度してしまうと、あとからキャッチアップするのがすごく大変だからです。よって私の場合は仕事や家族の時間を睨みつつ(ほどほどに抑えて(笑))、さらに勉強以外のプライベートは基本的に封印しました。理由は在学2年でやり抜くという強い決意があり、また課題一つをこなすのに多くの時間を要することがわかってきたため、身の丈を考えてあまり遊ばず2年間を駆け抜けました。しかし年間に成績対象外の期間が2~3ヶ月ほどあるため、その期間は封印していたものを解放していました。
この2年間で、休日の外泊は実家に帰った正月(1/1~1/3)の時だけ。
毎週日曜日に提出するRTOCS(Real Time Online Case Study)が、どうしても気になり、土日はパソコンから離れる生活は出来ませんでした。
仕事も土日にする事があったため、土日は常にパソコンと一緒に生活した毎日でした。
入学して買ったパソコン(東芝)、1年目の後半に買ったパソコン(ASUS)、二年目の夏に買ったパソコン(NEC)と、故障した2台はいずれも液晶が映らなくなるという、どれだけ電源を入れていたのかと思うくらい常にパソコンと共に生活した2年間でした。
大学院の挑戦を上司や家族にも理解をいただき、応援してもらいました。特に家族については、平日はほとんどの時間を仕事と大学院に費やしていたため、必ずしも十分な時間を取ることができませんでしたが尊重してくれたことを感謝しております。
はっきり言って、うまくバランスできたと思いません。完璧主義を捨てて、短期集中でこの2年間は学びの時間を最優先したかったので、時間確保の為に仕事では生産性を上げることに努力しました。今までの半分の時間で企画書を仕上げようとか、TPOで、どの手段が最も早く問題を解決できるかを考えながら仕事時間の短縮を意識しました。
また、プライベートについては、どうしても多くを犠牲にしてしまい、小学生の子供2人と妻には週末は退屈な思いをさせてしまいましたし、友人や同僚との飲み会はだいぶお断りさせて頂きました。家族には頭が上がりませんが、2年間学習に集中した後は、仕事で活躍することで家族を幸せにするという目的のための学びでもあったので、これから少しずつ恩返ししていきます。
物事に優先順位をつけスケジュールを立てた上で、空いた時間はすべて学習の時間に充てることにより、仕事、プライベート、学びをバランスさせました。空き時間を学習の時間に充てることができるのは、オンライン大学院の利点であると思います。
受講から3か月~半年は慣れない勉強と仕事の両立で空き時間に加え深夜まで勉強し、バランスが大きく乱れ焦 る怒涛の日々でした。
しかし、通常業務に影響を与える事なく効果的に学習を進めるためには、自身のタイムマネジメントが重要だと考え、早朝・休憩時間・移動時間・夜とスケジュール管理を行い、自分の週間スケジュールに自分の時間(アポイント)を取って勉強時間を強引に捻出しました。
平日の学習時間を朝一・帰宅後に時間を固定、出張の移動時間を有効活用する工夫とスマートフォンを上手く利用する事で、開始半年くらいで業務とプライベートのバランスが取れるようになりました。
また、プライベートの時間を有意義に過ごすため、週間~月単位で家族との時間を事前に設定し、メリハリをつけて学習に取り組みました。
今でも家族、特に妻が支えてくれたことに感謝です。