プロコン検討結果、遠隔制ではBOND-BBTとBBT-GMBAの2校、また通学制ではGとMの2校、計4校が最終候補として残りました。基準は、①完全遠隔制か、②土日通学制。QCDの視点で、Qualityは授業の品質をネットやMBA特集雑誌等の記事を参考に収集し、Costは学費を可能な限り教材費や渡航費など付帯発生費用も想定して合計。Deliveryは通学時間や卒業迄の平均年数等を比較しました。最後まで残ったのは、BOND-BBTとBBT-GMBAでした。親会社HRのアドバイスもあり、当初はBOND-BBTに入学。然し乍ら、モビリティの高いグローバルなサラリーマンを目指す、課題解決力を徹底的に鍛える、この2つのCTQ(Critical to Quality)から、1年後にBBT-GMBAへ転校しました。教務課からのアドバイスもあり、単位の移行はせずに、1からやり直しました。
部署異動があってからは基本的には土日休みなどになって通学型を考えたこともあったのですが、そうはいっても必ず定時で上がれる訳ではないので、夜間に通うなどは難しい時もあること。また土日に家をあけることも難しかったので、自宅で出来る、ネット環境さえ整えば出来るということと、また時間が深夜や早朝でも講義に参加できるということが大変魅力的であり、他の大学院にはこのような環境のものは見つけられなかったことからBBT大学院に決めました。
BBT大学院を選択したのは主に2つの理由があります。一つめは、世間で大きく貢献されてきた教授陣の豊富な経験とビジネスのレクチャーを受ける事は、私自身が社会人生活の中で得られなかった部分を補った事です。このBBT大学院だけでしか学べない貴重なレクチャーは社会人生活では決して入手できず、高価値のものだと判断しています。もう一つは、大学院の勉強をこなす事は一日の時間配分を適切に調整して仕事、余暇、睡眠をスムーズに行うことへの負荷を多大に増やしますが、BBT大学院の通信受講は通学の時間を省いてくれて、しかも自分の都合に合わせて勉強の時間配分が出来たので大変有効でした。また、出張中でも通信受講は役に立ちました。これも他の大学院では出来ない事で大変価値のあるものです。
学びのために現地の通いの大学院に入学する選択肢もあったのですが、時差や通学時間に縛られない学びを実現でき、大前研一学長や実務家の教授陣の知己に触れられ実務に役立つスキルを得られることから、遠隔教育をしているBBT大学大学院しか考えていませんでした。
入学にあたってはいくつかのビジネススクールを調べました。
学費、講義カリキュラム、講師など、一通り比較もしています。
その中からBBTを選択した最大の理由は講師陣だったと思います。
講師陣は現実世界のビジネスで失敗も経験しつつ、最後には大きな成果・成功を収めている実務家ばかりです。
これらの先生方から、アカデミックな理論ではなく、実体験に基づいた経験談を聞くことができるだろう、という点が最も魅力的でした。
また私は会社のお金でMBAを取るわけでもなく、会社には内密にしたことからも、時間的な制約がなるべく少ないオンラインを選ぼうというのも、一つの理由でした。
オンデマンドの授業であれば、自分自身のタイムマネジメント次第で仕事と学びの両立が可能であること。さらに、全国各地や海外在住のクラスメートと共に、エアキャンパスを通じてディスカッションできることもBBTの魅力でした。
通学での時間のロスや業務上忙しい時期がばらつきがあったこともあり、当初より通学での大学院は検討にいれていませんでした。また、大前学長の企業参謀ノートを読んで、目からウロコが落ち、自分自身の考え方をブラッシュするにはここで学ぶことがベストだと思い、入学を決断しました。
通わなくても済むことが一番の決め手。東京の片田舎にある職場からは、その他のビジネススクールはどんなに近くても職場から1時間半ほどかかってしまい移動時間のロスが痛手でした。通わなくても済むMBAという意味で私に取っては一択でした。
実は、入学前は大前研一という人物を知らずにこの大学院を選びました。この選択が自分の人生を大きく揺るがすことになるとはこのときは予想もしていませんでした。
エアキャンパスがとにかく便利です。このシステムは、「通学できないから仕方なく遠隔で」という発想じゃないんです。むしろ逆です。リアル教室での授業の問題点を解決するためにこのシステムを導入するべきだ、と強く提案したくなるものです。通学はたくさんのリソースを学生から奪います。通学時間、時間調整、他の生徒の発言中は黙って聞いてなければならない構造的問題。エアキャンパスはこれらの制約条件を軽々とクリアしています。いつでも視聴できる授業は、同じ授業を何度も繰り返している大学教授のものと違い、視聴者のために考え抜かれた演出や編集がなされており、本当に理解しやすい。クラスのディスカッションはテキストベースなので、聞き間違いや押し問答などを避け、本質的な問題を深堀りするのに適しています。時間を選ばずにアクセスできるのに、リアルタイムで議論している感覚があり、理解が進みます。
米国に駐在していたため、当初からオンラインで通える学校を探していました。米国大学のオンラインMBAも検討しましたが、日本企業のグローバル化を進めるためには、大前学長をはじめとしたグローバルビジネス環境下で戦ってきた日本人に学ぶ必要があると思いました。また日本人が不得手とする Cross-Cultural Communication について、日本人ならではの課題を解決していくために、2年次のGMBAのカリキュラムは最適だと思いました。