問題・課題に直面した時に、場当たり的に、何となく行動することがなくなりました。
「この問題の本質はなんだろう?」「自分が社長や事業責任者、上司の立場だったら、どうするだろう?」と深く考えながら物事に取り組むクセが着きました。そうしたことを繰り返しながら、実践での成果を積み上げていくことが将来の自分の糧になっていくと信じながら仕事に立ち向かえるようになりました。
仕事に関わらず、いたるところで知識と考え方を活かすことができていると思います。ニュースを見る時、子どもの教育、家の整理をする時でさえ問題発見・解決思考を利用してシステマティックに考え、行動できるようになったと思います。
経営について総合的・体系的に学んだことで、様々なビジネスを観る眼が変わりました。以前は表面的な物事しか捉えられていませんでしたが、ビジネスとして優れている点、課題点を考えることが増えました。また、自分の業務に関しても、これまでよりも広い視野で近視眼的・対処療法的になることが少なくなってきたと感じます。
学びを経て、自分が認識する「自分の仕事」が大きく広がったように思います。今まではマーケティング、R&D、セールス、サービス提供、各種管理業務のバランスが非常に悪かったことを認識できました。これらの業務を追加・調整しつつ、短期・中期・長期という時間軸を考えていくと、やるべきことが山ほどあることに気が付きました。卒業してから本格的に取り組み始めて半年。まだ定量的な成果には直結していませんが、非常に可能性を感じています。継続的に実践していくことで、1~2年後には成果が出せると期待しています。
実際に、起業をするというフェーズに立てる事ができました。
実務において、学んだことが活かされてくるのは、まさにこれからだと思います。
現在は、起業準備中ではありますが、経営者の人と話をする際に、物おじすることなく、しっかりと話が出来るようになったことは、まさにBBTでの学びのおかげです。
「問題発見思考」や「問題解決思考」で身につけたことを活かし、問題を解決する力がついたと思います。仕事でも家庭でも物事を判断するときに、経験則や感情ではなく、大きな視点から置かれている状況を把握し、ファクトをベースにロジックを組み立てて、判断するというクセがつきました。迷うということも少なく、場合によっては時間をかけることなく意思決定を行うことができるようになりました。また他者に何か伝える時でも、帰納法や演繹法を活用し、相手に自分の意思が伝わりやすくなったと思います。
まずは視野を広く持つことができました。そして、ビジネスプランのみならず、人材に関する色々な事例を学ぶことで、日々起こる現場での小さな問題があまり気にならなくなったことは大きな収穫だと感じています。また、学習にあたり、実務で行っていることの意味合いも考えながら取り組めたことで、今後も継続すべきこと、無駄であったことなども整理してチームで考えていけるようになりました。
一般社会で自分の抱えている課題にどう対処すべきか考える際には、これが唯一の正解と言える対処方法は存在しませんが、問題の構造を捉えて、その問題構造に最適な解決方法を考える際には、評論家としての解決方法ではなく、当事者としてその課題に対する当事者責任の持てる考え方が出来るようになりました。これも二年間に及ぶRTOCSの課題に取り組んだことの恩恵でもあると考えております。
現時点で最も顕著に表れているのは、調査・分析能力とドキュメント化(文書化)能力の向上です。公開されている情報を活用して、自社の置かれた環境や、設定した課題に対する見解をわかりやすく整理する、といったタスクでの大きな進歩がありました。また「問題発見思考」のトレーニングのおかげもあり表層的な課題に振り回されずに、より本質的な課題に迫ることができているように感じています。
直接的に実務に活きていることではないかもしれませんが、目線が上がることで、自分自身のキャリアや所属組織の将来を考えるときなどにおいても、思考の幅に広がりが出てきているのではないかと感じます。
これからも実践演習を通じて、思考能力に磨きをかけていきたいと思います。
問題の解決能力が向上したことによって、結果的に業務スピードが早くなりました。最初に問題が何かを具体的に定義してから、どうやってその問題を解決するかのプロセスが身に付いてきていますので、脱線した無駄な調査・作業が少なくなったためかと思います。