入学後のインドネシア販社経営は勿論の事、帰国後に担当した豪州新規進出プロジェクト、更に現在の台湾販社経営においてBBT大学院での学びの成果が出ています。仕事で課題に直面するたびに現役生時代に学んだ関連講義をAirCampusで都度復習することで、直面する経営課題に対する勘所を再確認することが出来ます。実践で結果を出すために必要な情報をいつでも取り出せるツールは大きな力になります。
社会人になってから勉強をする「習慣」がついたことは、まず大きなベースになると思います。また、実務としては、課題に対する分析の速度と精度、成果のクオリティ、そしてただの評論家どまりではなく、自ら積極的に課題の解決に取り組むマインドとアクションという一連の流れが、全てリンクして活きていると実感しています。おかげで社内では、国内外の企業との提携交渉、M&A用の企業分析と対応方針の立案、海外工場の立ち上げなど、コーポレートマターの案件や部門跨りの案件など、他部門の先輩や上司などベテランの方からも直接相談をいただく機会が増えつつあり、中途入社の人間としては光栄にも思っています。
物事を深く考えるようになりました。それと同時に、思考回路が自動的に最短で最適な実践的言動は何かを考えるようになりました。これは、1年次に論理的思考についてじっくり学習した成果であると感じています。もちろん、日々の生活で答えのないことも多いですが、果敢に取り組めるようになりました。
学習を進めていく中で、これまでは企業や社会に対し様々なことに問題意識は持っていてもそれをどう解決したらよいのかという方法を確実に知っていた訳ではなかったと次第に認知するようになりました。そして解決策が与えられた訳ではありませんが学習の過程で解決に導くためのたくさんのツールやヒントを与えてもらうことにより、自分が解決策をどうデザインすれば良いのかというビジョンを明確に描き、また文書にできるようになりました。自社の改革案についても今後会社にとって何が必要なのか、そのために自分は何ができるのか、したいのか、ということも明確にわかるようになりました。
提案資料をまとめるときにPSAを学んだことで、提案内容がより本質的になり、わかりやすくまとめることができるようになったと感じています。営業成績も上がりました。
ひとつにはファクトに基づいて仕事を進められるようになったことです。これはメールの書き方から話し方、プレゼンテーションまで全てに影響を与えています。そして、それを前述のネゴシエーションやプレゼンテーションのスキルを使って外にコミュニケートできるようになりました。ただ、思えば最も大きいのは2年間を経て自信を得たことのように思います。不思議なもので、自信を得ると人は話し方や振る舞いに説得力が出、それが好循環を生みます。グローバリゼーション専攻での地獄のオーストラリア研修が非常に効いていると感じています。
具体例を挙げると、海外と電話会議があった際に積極的に参加し、その会議をリードすることができました。少し抽象的ですが、BBT大学院の生活を乗り切ったことが自信につながり、以前に比べて新たな仕事に対する不安が少なくなったことや、様々な業種の友人と出会えたことで自分の考え方を見直す機会が増えたと思います。
BBT大学院で学んだ経験は自分に大きな自信を与えてくれました。そこでMBAを取得したこのタイミングで転職することを決め、今は就職活動を行っています。業界を全く変えてでも、自分がこれまで核として磨いてきたグローバリゼーションを軸に天職に巡り合いたいと考えています。さらに、BBT大学院で学ぶ中で獲得できた人達とのつながりは、最適な仕事を探している私にいろいろな角度からの助言を与えてくれる何ものにも代え難い財産になりました。
論理的に考えて行動するクセが付きました。会議などでは説得力が増したと思います。また、発想や構想といった点でもより幅広く柔軟に考えられるようになり、打ち手の選択肢が増えました。結果、業務時間を押さえつつアウトプットを高められるようになり、ワークライフバランスが改善しました。職場で過ごす時間が減少したことで、かえってモチベーションは高まり、良い循環を生み出していると感じます。
市場がグローバル化し、国内市場が縮小していく中で、海外展開が日本の多くの企業にとって避けられない問題であることを学びました。入学当初は、海外勤務など考えてもいませんでしたが、2年前に海外勤務を志願し、現在は香港で勤務しています。 現状を正しく理解し、論理的に考え行動することができるようになったと感じています。