在学中も仕事は忙しかったですが、徐々に処理能力が向上するためか残業時間は減少しました。その分、早めに帰宅し家族と過ごし、彼らが寝静まった後に勉強しました。犠牲になったのは睡眠時間ですが、それが多少減っても問題ないこともわかりました。一番きつかったのは一年次の前期ですが、入学直後でアドレナリン分泌量が多かったお蔭か?気合で乗り切れました。
平日の学習時間1.5時間程度を目標として、休日はそれを補う形で勉強していました。 毎日学習時間の記録を付けて、把握するようにしていました。これは今も続けています。1週間、1ケ月でどれくらい学習しているかを確認して、時間を確保するためにどうしたらいいか考えていましたので、仕事を効率よくするという意識は高まりました。それでも休日が勉強中心となることもあり、家族の協力があってこそバランスさせることができたと思います。
会社には大学院在学中であることは特に申し出ていなかったため、業務量や内容が変わることはありませんでした。また、入学前までも比較的残業も多かったため、仕事は効率を上げるための工夫をすることで残業を減らすことに専念しました。
出張なども頻繁にあったため、学業全体のスケジュールとのバランスを計画的に考えていくことが不可欠でした。課題提出などが重なる際には、年休取得なども早めに申請しておくことで、チームにも迷惑をかけない工夫をしました。 私生活では、飲み会などのイベントは最低限になるように調整しました。平日の遅れは土日にキャッチアップするケースが多かったように思います。会社の近くに引っ越しし、通勤時間を減らしたことも一つのバランスをとるための手段でした。
はっきり言って、バランスさせていませんね・・・。特に母業は。文句を言いながら子どもの面倒を見るうち、また、この母親には任せられん、という危機感から育児に取り組むうち、いつのまにか相当な家事メン、育メンになった夫に本当に感謝しています。
通常の仕事に加えてBBT大学院の授業の受講、議論、課題提出は非常にハードで、かつ2年目は全て英語での受講だったものですから、英語力の劣っていた私には寝る時間、週末の家族との時間を犠牲にせざるを得ない日々でした。特に、妻が家事・育児をほとんど負担してくれたおかげでなんとか2年でやり遂げることができました。
入学時は娘の大学受験、息子の高校受験と重なり、『お父さん!何を血迷ってしまったの?』と家族の猛反対にあいましたが、『今これらを学ばなければ、業務に支障が出る』と幾度となく説得をして了解してもらいました。
私の場合、カタールに単身赴任していたのですが、Skypeで、ほぼ毎日家族と電話で話していたので、プライベートも問題ありませんでした。
BBT大学院では、自分の都合に合わせて学びのペースを変えることができるため、生活のバランスを考える上で非常に助かりました。
入学当初は2年で修了を予定していましたが、急遽2年次の途中で、海外で働く機会を得ました。そこで、海外での経験を最大化することを優先させるために、卒業研究を1年後に延ばすこととしました。仕事やプライベートの状況に応じて、学びのスケジュールを調整することで、修了まで辿り着くことができました。
基本的にはどれも疎かにしたくなかったので、通勤時間に教科書を読んだり、課題の構想を考えたり、仕事の隙間時間にAirCampusでディスカッションしたりして、少しでも時間を捻出するように努力しました。どうしても平日に時間が取れない場合には土日に取り戻すようにしていました。
私の場合、入学前年に第1子が誕生したことから家庭・仕事・学習の両立を目指しました。幸い職場の上司・同僚から理解と応援をいただき、学習時間を確保しやすい環境を作ることができた上、妻の協力を得て家庭内での学習時間も取ることができました。
とはいえ、十分な学習時間を確保することは難しく、家族が就寝している早朝深夜や移動時間、出社・帰宅前の喫茶店など細切れの時間を活用してできるだけ仕事・家庭への影響を抑えるように努めました。これもオンライン教育システムの整ったBBT大学院だからこそ実現できたのだと感じています。
正直なところ、平日の夜と土曜日は完全に家族に協力をしてもらい授業に集中しました。一方、日曜日は、家族と一緒に出かけたりしてバランスを図りました。