あまりにもハードで1年目に体を壊してしまい、自分自身をマネジメントできなかった私はむしろバランスさせられなかった卒業生ですね。しかし、3年間学ぶことによって、より濃い学びを得ることが出来たと思います。退院後、2年で卒業するのは早々に諦めて、3年で卒業することに切り替えたのですが、それでも自分の時間を創り出すのに一苦労でしたね。常にギガビートとパソコンを持ち歩き、歩きながらライブを聴き、15分以上の空き時間があれば、パソコンを開いてエアキャンパスの議論をしていました。土曜日は家族の日として、日中はできるだけ家族サービスに徹し、それ以外は全て勉強時間に当てました。3年かけて学ぶことで一科目をじっくり学べたし、同期以外の人とも深い交流ができたことは本当によかったと思います。
仕事と家庭と学びのバランスを無理せずに上手く取りたかったために、学びの時間配分にはなるべく早朝や移動時間などのスキマ時間を活用するようにしました。そして週末にはまとまった時間を取り、集中的に学ぶようにしました。私は家族への負担を減らすためにもなるべく2年間で修了したかったために、それに合うように計画を立てて履修しました。
やはり仕事は最優先。その上で、学習とプライベート両方を満足させるのは不可能と判断して プライベートを極力外し、学習時間に当てました。それでも学習は、土日祭日は勿論、朝方までかかることもしばしば。かなりハードでしたが、幸い2年で修了することができました。MBA取得は2年が期限ではありませんので、仕事・プライベートとバランスしていくには3年以上の期間で取得するということも選択肢だったと思います。
想像以上に学びに必要な時間が多かったことから、家族には我慢してもらう部分が多く出てしまいました。ただ、限られた時間をいかに有効に活用するかということについても考えさせられたことから、時間の使い方ということに関して、バランスを取れるようになったと感じています。
決まった時間に決まった場所に行くわけではないので、自身のスケジュールから空き時間を作り出して学びの時間を確保することはそれほど難しくはないです。1週間、1ヶ月などの単位でタイムマネジメントをしていけば、仕事・学び・プライベートのバランスを取ることは可能だと思います。
正直BBT大学院で学んでいる間、家族(プライベート)は完全に犠牲になり、好きな旅行にもほとんど行けずじまいで、家族には迷惑をかけました。しかし私の目標に対して、家族が理解をし続けてくれてなんとか卒業できました。
仕事については、学んだことをすぐに実践できる格好の場所であるので、うまくシンクロさせることがベストだと思います。そうすることで、自分でも納得できるし、うまくいけば周りの理解や説得にも効果があります。家族には、時間の使い方で大きく負担をかけることになるので、学習の目的や効果を極力理解してもらえるように何でも話をしました。同じ状況にいる学生との意見交換や大前学長の家族論や健康法等も聞け、家族に役立つ事も多かったので、家族の理解は得られやすかったです。
当時、幼い娘がおり、妻と娘の負担をいかに最小化するかを意識しました。朝の時間や通勤・移動の時間を活用し、極力土・日のどちらかは家族との時間にあてられるよう自己マネジメントを心がけました。結果、それでも家族に負担をかけてしまうこともあり、心苦しい部分もあったのですが、何とか家族の理解を得て2年間学ばせてもらいました。
皆さんへのアドバイスとしては、「家族の理解を得てこその学び」ですので、とにかくそのための「姿勢」と「対話」を継続させることですね。
仕事・家族・学びのバランスについては、かなりラッキーな環境だったと思います。アメリカでも日本でも一日の労働時間が極端に長いわけではなく、むしろ自分の裁量で時間を作ることができる立場にありました。プライベートでは、アメリカは単身赴任でしたので、比較的自由な時間が多く作れました。BBT大学院が始まってからはゴルフの回数が激減し、体重は増えましたが(笑)。日本に帰国後も、家族との時間を作りながらBBT大学院を両立できました。これはスマートフォンの力が大きいと思います。通勤時間にスマートフォンで効率良く講義を受けられたのが一番有難かったです。修了した今も、通勤時間にはBBTの番組を観るのが習慣になってます。
自分の場合、仕事以外は基本的に空き時間だったため特に苦労はしませんでした。 仕事が忙しい時期は選択科目を捨てるという時期もありましたが、それも見込みの範囲内で収まりました。 ただ、ご家族をもつ同級生は本当に大変そうでした。