まず、「Why?」と問いかける癖がついたので、ニュースなどの情報を鵜呑みにすることもなく、まずは物事の本質を見るようになりました。 また、グローバルな視点を持てるようになったので、何か出来事があっても「世界ではどうなっているのか?」と広い視野をもって検証のために調べるようになりました。そして、サプライチェーンやバリューチェーンなど、大きな流れでビジネスを考えられるようになりました。
起業して間もないので、サービス企画、マーケティング、財務等、自分の得意分野、専門分野以外の事でも何でも自分でやらなければならない状況です。そのため、経営の基本的な知識や考え方を知っていることは事業を進める上で大きな助けになっています。
一番高まった能力は、問題解決力です。この学問領域は今のところ台湾で学習できるところがありませんが、台湾の現場でもうまく活用できます。例えば、様々な会議の場などで相手を説得する際、この科目で学んだことを活かし、強い説得力を持って相手と議論することができます。その結果、周りの方々の評価も向上し一層成長できたと実感しています。
また、様々な背景を持つクラスメートとの意見交流を通じて、視野が広がり、知識も増え、自分の考え方への固執から抜け出すことができ、それが業務改善や新たな企画の立案につながっています。これからもっと高い難関に直面しても乗り越えていけると自信を持つことができています。
毎日の生活はもちろん、経営の方にも学んだことは活かされています。卒業後には病院経営が未だかつてない利益率を更新しており、税理士の方が絶賛してくれました。結果は入学前とは大違いです。今後も習ったことすべてをつぎ込んで、次の5年間もやってみようと思います。
在学中に、青色申告で留守宅を改良した賃貸住宅業を開業しましたが、「空いているものを使う」という発想を学んだことが後押しとなりました。その地域の年齢構成や推移、賃貸住宅供給の傾向とニーズを調べ、最終的に、駅近くに供給が少ないというニーズに応え、ファミリー向けの戸建て住宅で開業し、無事満室でスタートできました。勤める会社の給与の伸びに期待せず、学んだことを今後とも少しでも活かせるように、第二創業や資産運用を目指し入学前よりも前向きに物事に取り組もうと考えています。
ビジネスだけでなく生活全般で活用できています。ビジネス面では長年企画の仕事が中心だったのですが、議論しているテーマの妥当性や解決の方向性が短時間にクリアに見えるようになったため迷うことがほとんどなくなりました。BBT大学院で教えていることは知識やノウハウではなく考え方ですので応用できる範囲はとても広いと思います。
もともとサポート部門に所属しており、問題解決を日常的に実施していますが、結論を導くスピードが速くなりました。顧客の視点で考えたらどのようなことを解決したいのか、そのためにはどうすればよいのかを順序立てて示すことができるようになったと思います。何かを判断するスピードも速くなっており、判断根拠を示すように言われたときのことも考慮することができています。私自身は将来的に自分で起業することで社長になることを考えており、より確実に成功するためにどうすべきかを理解して行動ができていると思います。
BBT-MBAの内容はそのまま自分の事務所の経営に活きています。顧客を獲得し、リピートさせる仕組みはマーケティングで、事務所の業績を測定し改善させるのはアカウンティングで、新しい商品を設計するのはイノベーションで学んだことが役立っています。それ以外の学びについても、自分がサービスを提供する際に役立っていると思います。
社内で解決すべき問題が出た時に、学んだPSA(Problem Solving Approach)を活かし、本質的な問題を把握し解を導き出すことができています。
いつも問題発見思考で仕事をすることで、効率や内容(レベル)が上がりました。また、勤めている会社取り巻く環境、自分の仕事など全てを客観的にみることができるようになりましたので、視野が広がり、モチベーションが上がりました。