これまで知識偏重の学習をしてきたせいで、自分でも気づかずに正解主義になっていました。答えのない課題について考える、クラスメートと議論するという体験は今までやってこなかった脳の使い方でした。学長科目はどの科目も、ファクトをベースにして、どのように新しい発想をし、どのように新しい見方をするかという、いわばトレーニングでした。
現在も仕事において役立っていると思っているのは、『問題発見思考』と毎週取り組んだRTOCS(Real Time Online Case Study)です。この2つによってFACTをベースに問題の本質を掴み、解決策を立案する一連の流れと考え方が鍛えられたと思います。特に『問題発見思考』は、実際の現場での改善活動においてFACTを集め、その情報をベースに問題の本質を探り、解決策まで落とし込む作業を日々行っており、実際の現場においても生産性の向上など効果が表れてきていると感じます。
講義内容は非常に具体的で、解説が豊富であり、思考の進め方がよく理解できました。自分で応用が効かせやすい講義であったと思います。この内容を是非今後も実務に活かしていきたいと考えています。実際の企業での事例も豊富で、かつ「現代版」の名の通り、比較的最近の事例を取り上げていただいており、実感が湧きやすかったです。
炭谷先生の講義は非常に論理的で分かり易く、内容も面白く構成されていたため楽しみながら勉強をすることができました。そして、何よりも素晴らしいと思ったのは、『問題解決思考2』と『卒業研究』の内容や流れが連動していることでした。『卒業研究』のテーマは自分が起業したい事業を選択することができるため、『問題解決思考2』の講義を聴きながら卒研の内容をまとめていくことができます。私のクラスでも多くの方が卒業と同時に起業をし、私も卒研のテーマを元に新規事業に取り組んでいます。
これまではこのようなデジタル、AIの分野を学んだことは正直、全くありませんでした。まさに目から鱗で、このような分野があるのかと学びの不足に大変反省いたしました。ただ、自分自身が率先して使えるようになるレベルには正直、至っておりません。卒業後も継続学習に努めます。
どの科目も役立ちましたが、強いて言えば学長科目の「RTOCS (Real Time On Line Case Study)」です。これは実在の会社を題材に、1週間でその戦略を考えることを毎週繰り返すという実践の場なので、①入学後受講している各科目で学んだことがすぐ応用できる ②ディスカッションを通して他業界で働くクラスメートの知識や考え方に触れられる ③1週間という限られた時間で情報収集、アイデア出し、最善策の選択ということを繰り返す習慣付けができる ④自分のプレゼンスキルを試行錯誤できる、などのことから大変役立ちました。私は始めて1か月で、自分の考え方が日々整理されていくのを実感できました。
MBAプログラムの中にあった、『アカウンティング』『コーポレート・ファイナンス』『M&Aと経営』『新規事業採算性評価』という数字を扱う講義を通じて、会計の基礎から企業価値算定などを学ぶことができます。驚きだったのは、営業所勤務から経営企画へ異動したことでM&A実務に携わることになったのですが、いきなりの実践にも関わらず一人で企業価値算定から交渉までを手探りながら遂行できたことです。いかに実践的な学びであったかが証明されたのですが、裏を返すとBBT大学院での学びが無かったらと思うと背筋に冷たいものを感じました。
毎週、課題に取組む「RTOCS」。リアルタイムな企業の経営課題を、経営者の視点に立って分析し、本質的な解決策を導き出すといったもの。現在進行系の課題に対するワークであるため、本当の正解は分かりません。ただ、先の見えないものに対して解決策を導き出すというプロセスを繰り返し行ってきたことで、先見性を身につけることができたと思います。また、他の科目でインプットした知識を総動員してアウトプットしなければならないため、知識の定着および理解の深化を図ることができました。
入学前は、職業柄、財務数値を見るケースが多く企業の外部環境を把握するという視点に欠けていました。学長科目のRTOCS(Real Time Online Case Study)では、業界の動向についても意識する必要があったため、このあたりを注視するようになりました。実際在学中に、海外で生まれた新しいビジネスモデルがすぐに日本にも普及していくのを見てきました。海外での経済動向を見ていないと、自分自身の業種で大きく変化する流れに乗り遅れるという意識を持つようになりました。
2年次グローバリゼーション必修科目だった、Eric先生の『Step to Leading Globally』です。履修以前は、リーダーシップ=強い統率力という認識があり、自分にはリーダーシップ力はないのではないかと思い込んでいました。しかし講義を通じ、環境や状況に応じて求められるリーダーシップが常に変化すること、またリーダーは各チームメンバーによってもリーダーシップを使い分ける必要があることを学び、リーダーシップ力が単なる統率力のみでなく、戦略的に使い分けるものであるものを学ぶことができ、現在の職場でも後輩を指導する際活用できる、実践的な科目だと感じました。