『問題発見思考』と学長科目である『現代の経営戦略』で行なった「RTOCS」が、これまでにない学びを得ることができました。理由は、私の考え方の癖を矯正し、経営者としての結論を出すことを求められたからだと考えています。私は、個々の事象から問題を捉える傾向があり、発想に広がりを持たせることが苦手でした。また、結論に至らないアイデアベースでの考えで思考を止めてしまうことが多く、当事者としての現実性が伴わない意見に終始してしまうことも多々ありました。『問題発見思考』の授業では、こうした考え方の歪みに対して、徹底した訓練を行なうことができ、歪みが矯正されました。「RTOCS」においては、限られた時間で結果を出すことを要求されます。正解がない問題に、自分が納得できる答えをどこまで出せるのか、それをクラスメイトに指摘されながら、考えを具現化するプロセスを学びました。
学生の頃に苦手としていた『統計解析』でしたが、実際の業務での活用例を講義で分かりやすく説明して頂き、ツールとしての可能性を感じました。マーケティングの醍醐味は、将来を予測してその打ち手を考えることですが、将来予測に是非活用してみたいと感じました。
どの科目も有意義でありいくつも選びたいのですが、特に学長科目で毎週出題されるRTOCS(リアルタイム・オンライン・ケーススタディー)では、自分が対象企業の社長の立場に立ってどのように課題を解決するのかを学ぶものであり、現在起こっていることを前提として考えるため非常に実践的でした。問題解決に必要不可欠な3C(市場、自社、競合)の考え方や、複数の有効な選択肢の中から自分の判断軸に基づいて最も効果的な打ち手を実行していくという思考方法は、各科目で学んだ知識やスキルを総動員して取り組む必要があり、時間管理も含めて最もためになった科目でした。
『起業論』を受講することにより、自分が熱意を持ってやりたいことは何なのかを改めて思い起こすことができました。会社員として、会社の方針に従うのではなく、自らが意思決定し、リスクを負って新たな事業を行うことが、今後の人生において必要なことだと考え、実践に向けて動き出すきっかけになっています。
本質的な問題を多数のファクトを組み立てて、あぶり出す事が出来る様になりました。仕事上で発生するどんなに困難に思える問題やトラブルも、解決できる自信がついたと思います。
合計100回を超える毎週のRTOCS(出題から締切:日曜日22時から翌週20時まで)により、「あなたが経営者ならどうする」という正解のない問いかけによる訓練で費やした時間は、卒業してからも私にとって一生の財産です。独りよがりのアイデアは同志との真剣勝負のディスカッションにより、磨きのかかった「インパクトのある打ち手」に変身するのです。これが私にとって一番タメになりました。
『戦略的人材マネジメント』、『組織行動論』は自分の業務に直結する分野で、大変勉強になりました。現在も過去の講義を見返して再度勉強しています。川上先生、野田先生という教授もHR業界ではとても有名な方々です。BBT大学院に入学する前もセミナーなどで先生方のお話しを聞いた事があったため、一流の教授から質の高い授業を受けられるBBT大学院に来て本当によかったと実感しています。
入学以前の私は、ビジネスで問題が発生した際、まさに自身の勘と経験で対策を策定していました。当然その打ち手が失敗する場合も多く、そして対策のためのアイデアが枯渇し、茫然としてしまっていました。まさにマネジメントするに値しないレベルの実力だったと思います。そんな私に課題の分析・把握、解決へのアプローチまで体系的な知識として学ぶ事が出来たのが、『問題発見思考』でした。今後の私自身のキャリアで最も有効且つ、役立つ知識であると考えています。
毎週出題される「Real Time Online Case Study (RTOCS)」は、企業や組織の今の状態をケーススタディとして考えるため、答えのない中で、自分で課題を発見して、解決策を見出すためのよい訓練となりました。その礎としてロジカルシンキングをベースとする『問題解決思考』も実践的で今すぐ成果を使える科目でした。
私は3年間で卒業するスケジュールを立てていたため、3年目は主に卒業研究(新規会社設立)に重きを置いていましたが、たまたま『現代版企業参謀』という科目が新設されました。大前学長が約40年前に「企業参謀」という書籍を執筆された内容を現代に置き換えた場合、どう考えるべきかを学べる科目となりますが、企業戦略の要諦が具体的な事例とともに纏められており、復習も兼ねて大変参考となりました。卒業後も定期的に振り返り学習しようと考えています。