仕事が早いね、という嬉しい声を聞くようになりました。また、成果物の差戻し、手戻りも大幅に減りました。BOND時代から通算して4年間、履修中は余裕が無く気付きませんでしたが、卒業してからは、嬉しい評価を頂く機会が増えました。まだやっとスタートラインに立ったばかりなので、更なる高みを目指してチャレンジし続け、精進したいと思います。
経験と勘ではなく、何かしらのファクトに基づいたところから自分なりの意見をぶつけることが実務において非常に役に立ってるのではないかなと感じます。マネジメント層などへの意見をぶつける際、一部署の観点からの意見と捉えられていたものが経営視点に基づいての意見と捉えてもらえることが多くなったと感じています。
一般的にニュースや新聞で「トップ記事」的に発表される企業の経営情報や製品の市場動向などを聞いて、「こういう状況なんだな」と鵜呑みにする事しか出来なかったが、その背景に歴然と潜む理由をBBT大学院での教育を通じて理解できるようになった。正確には、理解するように自分の意識が変わったと思う。
自分が課題に直面した際、その課題の本質は何か、をまず考える様になり議論のポイントを外さなくなってきていると感じています。もちろん様々な外的要因により本質の問題を解決するのではなく見えるところだけにフォーカスすることもありますが、大前提に本質の明確化をすることで大きく外れた議論や解決方法の選択をしなくなっている、と感じています。
まず、スキル面でいうと、「ファクトに基づいた分析的アプローチ」については驚くほど付いたことを実感しています。
実際の仕事の場面で、営業分析をするとき、どんな数字を見てどのように分析をすると効果的か、RTOCSや問題発見・問題解決でやってきた手法を素直に実行するだけでも、回りの反応は非常に納得感のあるものになります。
ここは自身を持てる成果だと思っています。
また、大きな変化は「目線の高さ」が2年間で大きく変わり、世の中の動きを敏感に感じることができるようになったことは、大きな変化だと感じています。
ニュースを見るとき、それまでは単純に日経新聞の中身を信じていましたが、複数のソースや長期的な変化などを見る癖がつき、世の中の動きをもっと高い目線から俯瞰できるようになりました。
2年間の訓練を通して、世の中で起きていることの本質を捉えられるようになっていることは間違いありません。
BBT大学院では、問題解決のアプローチを徹底的に学びます。そのため今までは表面的な現象に対して対策を施すことが手一杯の状態でしたが、BBTでの学びの結果、問題の本質をファクトベースで考える癖が身に付きました。職場には大なり小なり解決すべき問題がありますが、今まで複雑に見えた問題が非常にシンプルに見えるようになり、職場での無駄な議論や作業がなくなりました。目的に対してやるべきことが明確に示せるようになったことを成果として実感しています。
経営的な視野が身についたことで、相手(他部門)が何を望んでいるのかを理解するのが格段に早くなったと感じます。どのレイヤーで何を欲しているのかがわかるようになったことから、事前に打ち手ができるようになり通常業務が効率的になり、業務スピードが飛躍的にあがってきたと感じます。また統計学など実務に役立つ科目も経営戦略での分析業務にも役立っており、業績の改善にもつながるきっかけになったことが非常に良かったと思います。
卒業前に退職してしまったので、ビジネスシーンではまだ実践していないのが実情。
ただし起業家の集まる懇親会等で出会う人たちと話すビジネスアイデアなどの話題では、一端の起業家として用語やビジネスモデル、思考方法など引けを取らずに済みます。
話しているとかなり具体的な取り引きのアイデアや人脈紹介が出てくることもあり、懇親会ひとつでも軽視してはならないと思いました。
このような他業種・しかもベンチャー界隈の話題では即興でRTOCS(Real Time Online Case Study)をやるような感覚であり、2年間毎週欠かさず取り組んだケーススタディーから知識的な引き出しとアイデア発想力を活かすことができ、話が楽しいだけでなく経営者の人たちの信頼も得られる体験をしたことがあります。
学んだことは即実務に応用できるため、結果が出ます。毎晩深夜まで残業していたわたしは、入学と同時に、勉強時間確保のために、思い切って毎日定時で帰ることにしました。単純に労働時間が半分くらいになりました。それでも、成績は深夜まで残業していた頃よりどんどん伸びていくんです。これには自分自身、驚きました。また、いろんな企業から当たり前のようにヘッドハントされるようになりました。現在はヘッドハントされた企業の取締役に就任する予定になっています。自分がこんなに早く経営者として仕事をすることになるとは思ってもみませんでした。このように、わたしの環境の隅々まで、学んだことの実践が活きています。
「英語で米国人とCross Cultural Comunication を的確にできる日本人」として社内でのポジションを確立できたと思います。私より英語の上手な日本人社員自体は社内には多数いると思いますが、日米の相違を理解しつつ、本質的課題を見つけ出し、組織としての最適解(BATNA=Best Alternative to a Negotiated Agreement)に向けて、組織を導いていけるようになった。