信じられないことかもしれませんが、2008年の入学までは、会
入社し10年が経ち、これまでは前途洋々だと思っていた日本経済
そして、業務は問題に対する本質的な解決策というよりは、過去の
しかし、自分には周りを説得できるだけのスキル、経営を立て直す
MBAという課程でしっかりと経営を学び、単なる思いつきや、経
20代で自身の開発品が商品化するという幸運に恵まれながら、マネジメントの失敗でシェアを伸ばしきれなかった苦い経験をしたことから、持続的成功のためには成功するためのマネジメントを理解しておくことが必要だと考え、MBA取得に思い至りました。
また、経営層に対して提出する書類が専門的で分かり難いと上司から言われていたこともあり、経営層に対して説得力のある適切な資料を作れるようになりたいと感じていたのもMBA取得を考えたきっかけの一つです。
目標とする議員も見つからない中で模索しながら市議としての仕事と勉強をしていました。億単位の予算が付いた事業の賛否など、多くの議案を突き詰めて検討するとき自分の能力の限界を感じていました。市議会議員の任期4年のうち2年が経過したとき、「ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門」という本を読み、MBAは議員にとって必要な知識だと感じ、学ぶことにしました。
入学当時はスペイン企業の日本支社に勤めており、頻繁にコンファレンスコール、スペイン本社でのミーティングに参加しました。日本のマーケット状況、業績の分析報告、組織面でのイッシューなど報告する中で、英語で議論する力が弱いと感じていました。ただの報告ではなく”So what?”と聞かれた時に要点をまとめて話すこと、ロジックが一貫せずに説得力が欠ける、相手の話すことに同意するばかりで批判的な視点に欠ける。インフォーマルな場でのコミュニケーションも下手でソフトスキルも未熟でした。そんな中でグローバル企業で働くマネージャーにもとめられるスキルをつけたいと切実に思い、スペインの関係者がほぼ皆MBAホルダーであったことから学ぶ必要性を感じていました。
私の場合には、MBAという学位の取得が第一義ではなく、自分の実力であったり、考え方・主義・主張が、一体、世の中的に正しいのか間違っているのかについて確認してみたいという強い思いに駆られたことが、BBT大学院の門を叩いた大きなきっかけです。 また、現在の企業経営・企業運営には、ある程度の科学的根拠に基づく知識が必要不可欠であると考え、今後経営者を目指していく上で、マネジメントというものを体系的に学びたいという強い思いに駆られたこともきっかけの一つです。
「MBA取得」を特に意識してはいませんでしたが、将来独立したい・経営者になりたいという漠然とした気持ちがありました。経営についてしっかりとしたスキルを身に付けたいと思う中で、BBT大学院MBAコースの紹介を見て感じたのが、他の大学院と比べ、インプット主体の知識の蓄積というよりもアウトプット主体のより実践的なカリキュラムであり、かつ、内容が世界のビジネス・トレンドをしっかりフォローしているという安心感があり、自分のニーズにマッチしていると感じました。また、比較的年齢層も高く管理職クラスの社会人が多く在籍しているという点でも、自身の管理職として求められてくるスキルも同時に磨けるのではないかと考えました。
親会社である自動車メーカーへの出向が転機でした。それまでもMBAには漠然とした学習の必要性を感じていたのですが、資料請求したり他校の体験クラスに参加はしたものの、決断出来ずに気が付くと40歳を過ぎていました。当時の上司から親会社への出向を打診され、熟慮の末に、受諾しました。異動先の役割と責任(roles & responsibilities)は、幅広い知見、深い洞察力、確かな分析力と即効性のある提案力が求められる、非常にタフでチャレンジングなポジションと直ぐにわかりました。以前シンガポール駐在時代に、PSA(問題解決コース)をやっていたこともあり、直ちにBBT大学院を含めたMBA各校の資料請求とプロコン(pros and cons)表の作成、比較分析を開始しました。
元々、大学が経営学部だったこともあり、MBA自体には昔から興味があることはありましたが、自分が行けるようなものではないとも思っていたところがありました。憧れだけで終わるものなのかなとも考えていました。ちょうど入学する1年前に当時の会社にて部署異動があり、それまでに行っていた業務と違う事をするようになって時間的に若干の余裕が出来たことと当時の先輩より「国内でもMBAを取得できるところはある」と聞いて興味本位で調べ出したところがきっかけとなりました。
MBAを取得した主な理由は、脳裏に浮かんだビジネスのアイデアを実現する為に経営やファイナンスの知識が必要と判断したからです。そのビジネスアイデアは今までに類を見ないものなんですが、それをどうやって形にしていくかの知識をBBT大学院で補えました。
シンガポール人の同僚が、会社を休職してまでMBAを取得し、スキルを修得していました。自己研鑽とともに貪欲に昇進を狙っている姿を見て、社会人になってから学びを止めている自分はグローバルな市場では勝てない、と言う危機感を感じました。私の場合はMBAを取得するためというよりも、実務に即使えるスキルを学びたいと思っていました。