私の場合、仕事は辞めたくない、家族との時間も大事にしたい、でもしっかり勉強したい、そんな三兎を追うためにBBT大学院に入ったので、2年での卒業はまったく考えず、最初から3~4年かけてじっくり学ぼうと決めていました。
結果的には3年で卒業したのですが、良かったことは3つあります。
①BBT大学院の最大の特徴である「RTOCS」に、じっくり取り組むことができた
②家族旅行もでき、子供の勉強を見ることもできた
③より多くの学友に出会えた(US11(2011年春期生)~US13(2013年春期生)まで幅広いネットワーク)
最大5年間まで在学できますし、焦らず、周囲に流されることなく、自分のペースで学ぶことがバランスさせる最大のコツだと思います。
MBAという資格が早く欲しいなら別ですが、あくまでも「学ぶ」ことが最大の目的であれば、3~5年計画はオススメです。
仕事とバランスを取りながらきちんと勉強したのかというと、決してそうではなかったです。時間はあったはずなのですが、夜になっても勉強していないことはよくありました。なるだけ朝夕の通勤時間にモバイルで授業を見て、土日祝日に投稿するように努めました。けれども、授業を消化することが中心となり、決して十分な投稿やディスカッションができたわけではありませんでした。しかし、私にとってはBBTは心の支えだったので、仕事で悶々としている時の「逃げ場」のような存在でした。職場や会社の人間関係で納得いかないことがあるときに、BBTは私のネガティブな思考をポジティブに変えてくれました。その意味では、会社での仕事に追い詰められることなく、BBTで心の栄養をもらいながら、仕事を続けられました。私の場合は、「仕事・家族とBBTとのバランス」というより、「BBTのおかげで自身の心のバランスが保てた」と言えます。
在学中は週単位であらかじめ時間配分や科目への発言数などの計画を組み、レビューをしながら学習を進めました。具体的には専用のエクセルファイルを作成し、発言数管理、課題の締め切り、などを管理しながら、手帳に実際に使った時間などを記録していました。比較的自分の時間が取りやすい、早朝や通勤時間を有効に使いながら、週末は家族の理解を得て、土日それぞれ半日程度は学習に充てるようにしていました。遊ぶ時はあらかじめ計画を組み、そこの時間は割り切って遊ぶようにしていました。
経営の学びが進んで行くにしたがって勉強が楽しくなり、自分の人
大学院に入ったことで、サラリーマンとして犠牲にしなければいけ
そういう意味では、現状とのバランスを取ってなんの問題もなく大
一度、それを宣言し、周囲の人に現状を認知してもらえば、過去の
仕事はBBTで学ぶことで書類仕事の質とスピードが上がり、持ち帰りの書類業務を無くすことが出来たたため、入学後に仕事量は増えたのですがこなすことが出来ました。時間配分を変えることが最も効果的という大前学長の言葉にありますが、私は夜は帰宅後にさっと寝て朝3時起きで出社前に勉強するというサイクルに変えました。眠気と疲れの無い状態で勉強すると集中でき、理解度が違いました。また、土日の片方を必ずBBTの学びに使わせて貰えるように家族と話し合い、週30~40時間の学習時間でカリキュラムを何とかこなしました。正直なところプライベートのバランスは取れておらず、家族には2年間我慢してもらったというのが実情です。
私は議員の任期が2年残っているところでBBTに入学したため、2年で卒業することを目標としていました。その為、学び優先で過ごし、生活は二の次にしていました。そうすると結局不都合が出てきて、時間をかけてなおざりにした物事や人との関係に後日時間をかけて修復するという繰り返しでした。勉強に対してもB・C判定で合格ラインをやっと超えた講義が多く、もう一度受けなおしたい気持ちが残っています。
自分の処理能力やスピード、生活状況を考えて計画を立てて進めればよかったと反省しています。
シングルで小学生の子供を育てながら仕事と学びの両立はタイムマネジメントが課題でした。海外とのコンファレンスコールは時差のため夜遅くなるため、勉強は早朝にまとまった時間をとりました。通勤電車や移動、会社の昼休みの隙間時間は必ずAirCampusにログインして、仕事以外の時間は勉強のことばかり考えていました。常にPCを持ち歩き、海外出張も旅行の際も空き時間は勉強時間とばかりに活用していました。プライベートは無駄な付き合いはやめ、本当に重要な友人との出会いだけに絞りました。土日は必ず子供との時間を確保した上でまとまった勉強時間をとりました。RTOCSの締め切りが日曜日の夜8時でギリギリまでやって子供をお腹をすかせたままにしていたことも度々やりました。
私自身、スケジュールを立て、メリハリをつけるようにはしてきましたが、現実的には公私ともに想定通りに物事が進むはずもありません。 このような状況下で、どうやってバランスを取ったかについての具体策は以下の通りです。
①家族の協力:家内・子供には言葉にならない感謝をしていますが、やはり家族と過ごす時間が犠牲になってしまうことは否めません。 ②睡眠時間の削減:4.5時間程度で身体を慣らしました。 ③空き時間の活用:往復の通勤時間含め、少しの空き時間でも活用しましたが、これこそがBBT大学院の最大の強みだと思います。 ④仕事以外の会食(飲み会)の回避:こうしないと物理的にこなしていけません。 ⑤BBT大学院の仲間の協力:時に、RTOCSなどについては、BBTの学友の発言、調査を参考、活用させて頂きました。
仕事は時期により波があり、家庭では初の海外生活など、どうしても「学び」がおろそかになってしまう期間があり、卒業まで3年かかりました。ただ、入学当初より2年で卒業というこだわりを持たず「納得できるまで学習した上で卒業する」と割り切っていたことが、仕事や家庭とのバランスを成り立たせるのに効果があったと実感しています。
私は通勤時間が往復3時間と長いので、通勤時間を主に講義の受講(視聴)や教科書、指定図書、参考図書等を読む時間に充てました。論文やグループワークのレポートのドラフト、ストーリー構成にも取り組みました。通勤時間が長いハンディキャップを反対に有効活用出来たことが良かったと思います。
週末は半分は勉強、半分は家族との時間に充てるようにしました。複数科目の試験や課題が重なった時は、家族に我慢して貰ったこともありました。