ベトナムのプログラマーは自分よりもスキルが高いのに日本人の5分の1の給与。
日本から海外へ仕事が流れた場合を考えると、将来的に自分の仕事が無くなるのではないかと心配しました。
また、40代・50代になったときに現役のプログラマーをしている自分が想像できず、マネージメントなどのスキルの必要性を感じました。
そのため技術力以外でも自分のスキルを持つ必要があると考え、MBAの取得を決めました。
転職した当時、弊社の諸先輩方はプロフェッショナリズムが高く、新人と言えども一人前に扱い、個人の技術力の向上に対するどん欲さでは他社にない特徴の会社だと思いました。しかしながら、この10年で企業のM&Aが進み、様々な企業文化のもと仕事をしていた従業員が集まり、一つの企業ブランドを形成する環境に急激に変化してきました。弊社もその波にのまれ、新しい仲間と新しいブランド構築に挑戦する日々が始まりました。そのような中、チームを取りまとめる役割をいただきましたが、スピード間のある環境変化に追いつくマネジメントスキルを身近に見つける事が出来ず、そのお手本を外の世界に求め始めたのがBBTとの出会いでした。そんな中、オープンカレッジの問題解決プログラムの受講を第一ステップとして受け、その中で学び続ける必要性を強く感じ、MBAが自然と見えてきたというのがMBA取得への決意の実態です。
当時、自分ひとりでは解決できなかった仕事上の大きな課題を、職場の先輩や周囲の方々と一緒になって解決策を考え抜いていくことで、新しい観点からの提案を生み出し、成功を収める事ができた体験がMBAの学びを考える大きなきっかけとなりました。この提案により、お客様からは大変喜ばれ課題解決と同時にミッションを達成する事ができましたが、同時に自分自身の「考える力」が従来からのやり方の中で固まっている事を痛感し、この状態をブレークスルーしてあらゆる問題解決ができる人材へと変貌したいと強く思うようになりました。
私の会社には約4000名の従業員が在籍しています。その中から自分の考えを会社の中枢部に届けるためにはありきたりの提案ではなく、ユニークなものでなければ当然受け入れてもらえません。しかし、奇を衒った発想では保守的な考えを持った層には響かず、かといって実現可能性の高い提案は誰でも思いつくことができる陳腐なものになりがちです。MBA取得を考えたきっかけは、自らを差別化するための手段として、考えをロジカルに組み立て具現化するための方法を学びたいと考えたからでした。
変化やチャレンジとは前向きな言葉としてよく使われていますが、言葉の心地よさとは異なり、自分自身に降りかかった時にはそれなりに痛みや苦痛を伴うものです。長い間同じ業界に努めていると、どうしてもその中に染まってしまうもので、私のいる医療業界も特殊な商慣習の存在や薬事法などの法規制もあり、他業種の人から見て「非常識」なことが「常識」だったり、その逆もしかりです。また昨今大型のM&Aなどで大きな環境変化が起きており、更に日本の国家財政の状況から見て、そう遠くない将来に医療業界全体にも大きな変化が来ることが容易に想像できる中で自分の将来に起こりうることを想像したときに、自分自身が自ら進んで大きな変化・チャレンジをする必要があると感じたことがMBA取得を考えた一番のきっかけでした。海外部門の同僚や海外の上級管理職にもMBA取得者やMBAにチャレンジする人達が多くいたこともきっかけとなりました。
民間教育機関の場合、教務スキルだけを磨いても、事業を成功させられるとは限りません。20代では教務スキル向上に重点を置きましたが、30代になったとき、社会全体を俯瞰する目、業界全体のトレンドを把握する力が必要だと感じるようになりました。複数の校舎を統括するようになると、人材育成にも責任が大きくなり、自分の力不足を痛感することが多くなりました。また、社長が大前学長の著書を数多く読んでおり、入学を相談したときに強く勧めてくれたこともきっかけになりました。
大手都市銀行に入社後、系列の総合研究所のシステム部門に移籍したのですが、生粋のシステムエンジニアというわけでもなかったことから、その後のキャリアプランに迷いを感じていました。また、それまでの自分のキャリアだけでは、外の世界に通用するほどのものでないのでは、とも懸念していました。そこでまずは、体系的な経営学を一度しっかりと身につけたいと考え、MBAを志望するようになりました。ちょうどそのとき、経営戦略と人材育成の第一人者である大前さんが、時間と場所の制約にとらわれないBBT大学院を創設されたことを知りました。その新聞広告を見たとき「これだ!」と体の中を電気が走った感覚を今でも鮮明に覚えています。
ビジネスの環境が大きく変わり、大企業神話や終身雇用といったこれまでの概念が崩れる中、ひとりのビジネスパーソンとしてのあるべき姿を次のふたつに定義しました。ひとつは、ビジネスの世界での市場価値が高く、多くの企業や組織から必要とされる人材。もうひとつは、自らイノベーションを起こし、新しいビジネスを創造できる人材。MBAのプログラムは、このような人材にとって必須のリベラルアーツであると考え、取得を決めました。
海外でマネージャーとなったことが一番大きなきっかけです。20人近くの外国人の部下を持ち、方向性を示すことになるので、その為の知識や経験を少しでも早く得たいと考えました。特に、マーケティングや人事関係については知識がなかったことから、知識を得たいという気持ちが強かったです。
入社以来、将来は会社全体の経営に深く携われる人材になりたいと漠然とした希望持っていました。4年前より上海で生産拠点の責任者として活躍するチャンスを貰い、その業務を経験するにつれて、工場運営のための会計、人事などの知識だけでなく将来を踏まえ経営戦略を体系的に学ぶ重要性に気がつきました。MBA取得にチャレンジする事で、実務で具体的な行動に移したいと思うようになりMBA取得にトライする事を決めました。