「問題発見思考」です。問題の本質を見極める力、論理的に整理する力、そして人にわかりやすく説明する力をつけることができました。思考の根本、生き方そのものへ影響を与える講義でした。
「問題解決思考」と大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です(双方関連があって1つに絞れません) 。RTOCSは今、リアルに起きている経営の問題に対して解決策を考えるものですが、その考える基礎として本質的問題を発見、解決策を考えるという問題解決思考の知識・技術が必要です。問題解決思考を学びそれをRTOCSで実践することで、経営の問題解決をどのように行っていけばいいのかの訓練をすることができました。
一番タメになった科目は「マーケティング概論」です。実は私は、台湾のある銀行の本社でマーケティング戦略の企画・提案という職務を担当していました。表彰されたこともあります。マーケティングは一番得意な科目のはずだと思っていました。しかし、今振り返ると自分は、自分の常識や経験に固執しすぎていたのだと思います。学びを通して、大きな気づきを得ることが多くありました。新しい知識を身につけたいと思ったら、過去の常識や経験を“捨てる”必要があります。そうしないと、自分の考え方に絞られるだけで、進歩がないのではないでしょうか。
「起業論」、「国家戦略と税制」そして大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time On line Case Study)」ですね。私にとっては新鮮だったことと、様々なことを高い視点で、そしてあらゆる角度から見ることができたことが理由です。
国家戦略と税制では、3.11の直後の授業でしたが、それに合わせて大部分の授業内容が変わりました。当然のことながら、時代は移り変わっているので、昨年の出来事は今日には役立たないことがあります。この授業は災害など大きな国の損害が起こったときに、税制や戦略をどうすべきかがよくわかりました。
そしてRTOCSですが、現在進行形で起きていてまだ決着がついていない(結果がわからない)ケースに対して、自分であればどのような解を導き出すのか、ということをディスカッションを通して考えていくケース・メソッドです。過去の会社の成功事例と失敗事例から学ぶこともあるかと思いますが、それ以上に現在求められているのは、現在進行形で起きている“正解がない”問題に対して最適解を導き出す力なのではないかと思います。そういった点で、自分にとってはとても学びが多いものでした。
2年間ほぼ毎週、課題提出が必要な学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。在学中もほぼ毎週土曜日に趣味で泳ぐことは欠かさなかったのですが、泳ぎながら与えられたお題の「提案の骨子」をあれこれ考えていたことを思い出します。その週の「お題」に対するファクトを短期間に収集する習慣は、卒業後、何事も自分で調べようとする姿勢のベースになりました。クラスメイトの投稿を参考にしながらも、自分がその会社の社長だったらどうすべきなのか自ら考えることで、入学前に比べ物事を考える力が高まったと思います。
大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッドである「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。RTOCSは実際の企業を分析することで経営課題を発見し、解決策を考えだす科目です。本質的な問題を捉えられてはじめて解決策を考えることができます。しかし多くの企業では経営上の課題を扱う場合、目に付きやすい現象を本質的な問題と見誤りそれを解決することに注力しているため解決に結びつかない場合が多いと思います。RTOCSを繰り返し訓練することにより問題を発見し解決策を考え出す力が磨かれます。
全ての科目がタメになったと言えるのですが、あえて1つ選ぶと大前学長が担当する科目で行うオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。ほぼ毎週課題が出され、対象となる企業がどのような事業を行っているのか、業績推移はどうか、強み・弱みは何かなどを情報収集して分析し、最後にその企業の課題を見つけて解決の方向性を回答することになります。他の講義で学んだことをすぐに分析に取り入れたり、結論の導き方に取り入れたりすることができた点で、総合的にタメになった科目です。
「問題解決思考」が一番タメになりました。 これまでなんとなくしかわかっていなかった論理的な思考を基礎から学ぶことができました。 この思考方法があってこそのイノベーション思考だと思います。
「問題発見思考」「問題解決思考」の2科目です。PSA(Problem Solving Approach)という問題解決法を学ぶことができました。仕事の様々な面で役立つスキルや考え方が凝縮されていて重宝しています。
「日本の国家戦略と税制」です。科目の名前はかたい印象ですが、毎回講義が終わったあとは「よし、やるぞ!」という気持ちになる科目です。激変する世界の中で、今後日本がどのような道を進むべきか、個人では何をするべきかを考えることができ、大前学長の科目と並んで、世界を広げ、自分の将来ビジョンを変えてくれました。